こんにちは若林佑太です。

年の瀬です。

いつもは1年短かったという感想を抱きがちなのですが、今年は何となく長かったように感じています。濃い1年を送ることができたのだと自賛しておきましょう。

さて年末には1年を振り返るのが様式美ですのでそちらに倣っていこうと思います。

●1~2月 
ミュージカル『憂国のモリアーティ』Op.4
-犯人は二人-  アンサンブル



Op.3に引き続き参加させていただくことが出来たモリミュ。自分がより貢献できるように色々考え、身体を鍛え、臨ませていただきました。

身分も信念も全く違う沢山の人生を生きることが出来て楽しかったです。それだけ着替えは大変でしたが…笑

難曲揃いでしたが、モリミュを通して歌に自信がつきました。


●3月

『MIANEYO』小島譲治役



アンサンブル、アンダーといった役割が続いていた中で久しぶりにひとつの役を初めから終わりまで生きる舞台となりました。色々なキャラクターを次々切り替えていかなければいけない役割の時とは使う筋肉が違うというか、それぞれにアプローチが違ってきたりするので、最初は少し戸惑ったものの、自分の中で愛せる小島さんを作ることが出来たなと思います。


冒頭で突然飛び込んで歌い出すアドリブシーンは良いメンタルトレーニングとなりました。ツッコミは「救い」なのだと認識した舞台でした。


●5~6月

ミュージカル『マギ』バルバッド狂騒曲

アンダースタディ


アンダースタディという役割にも段々慣れてきました。

初めてのカンパニーでのお仕事だったのですが、「すごいね」と言っていただくことが出来、今回も頑張ってよかったなと思いました。このご縁も何かに繋がっていくと信じます。

1度だけ稽古場でモルジアナの代役をやらせていただいたのは良い思い出です。

キャストの方もさることながら、スタッフさんに沢山助けていただいた現場でした。


●7~8月

舞台『弱虫ペダル』THE DAY1

パズルライダー




前作のThe Cadence!のアンダーからご縁が繋がり、パズルライダーとして参加させていただきました。

ペダステの象徴であるスロープ、思い通りに動かすのは見ている以上に筋力もテクニックも必要なのですが、先輩方から沢山アドバイス頂きなんとかパズルライダーとして道を作ることが出来ました。スロープ上の芝居を感じながらというのはダブステ(舞台『機動戦士ガンダム00』-破壊による再生-Re:Build)に通ずるものもあり、経験は繋がるんだなと感じました。


●9~10月
朗読劇『ENOMOTO』「記憶観覧車」
小山公一役



椅子に座ってほぼ動かずお芝居をする朗読劇は初めての経験で、ずっと不安なまま初日を迎えた舞台となりました。いつもより変な緊張をしていたのが懐かしいです。

共演者の方にも相談に乗っていただき、稽古をしたりディスカッションをする中で、役を越えて家族のような尊敬や暖かさが感じられた舞台でした。

また数年後同じ本で深く演じてみたいと思う作品となりました。


●10月

言式『解なし』

アンダースタディ


梅津瑞樹さんと橋本祥平さんとともに2人芝居の稽古をする贅沢な時間でした。

演出プランを記録に残す本来の役割も心掛けながら、提案させていただく割合を増やす等アンダースタディとしての動き方も個人的に挑戦した期間でした。事務所の先輩である梅津さんはその動き方も快く受け入れてくださり本当に有難かったです。

また御一緒してお芝居を交わせるように精進します。


●12月

歌劇『桜蘭高校ホスト部』fine




初演から携わり続けたホスミュ。

今年でフィナーレを迎えてしまいました。

ここ最近で思いの丈をとめどなく流し続けてしまったのですが、本当に愛に溢れた素敵な方が勢ぞろいしたカンパニーで、3年間沢山の幸せを頂きました。誕生日も3度も祝っていただきました。

盆を回し続けてできた手足のマメが治っていくことさえ寂しいです…


また、映像の現場では、


ドラマ『テッパチ!』ラグビー部員

高校時代のラグビー部の記憶とメンタルを呼び起こして頑張りました。グラウンドでスポーツするなんて何年ぶりだっただろうか…


映画『犬、回転して、逃げる』清掃員

短いシーンではあるのですがチラシビジュアルにもチラリと映りこませていただいていました。有難い限りです。現場で舞台『カイジ』ぶりになだぎ武さんともお会い出来たのも良い思い出です。


映画『ゴジラ-1.0』元軍人役

世界中で話題になっているのを見ながら「すごいものに携わったのだな」と震えるばかりです。

慣れない映像現場。少しでもシーンの中で心を動かしていこうと努めました。

他現場でご一緒する方、した方からキャストスタッフ問わず「見たよ!」「ずっと居たね!」と声を掛けていただくことが多く、気付いてもらえたことに毎度喜んでいました。


我武者羅應援團さんとご一緒したり

初めてのスタンドイン(映像作品の代役)を経験したり


去年よりもさらに沢山の現場を経験させていただいた1年でした。

振り返りながら「そりゃあ濃く感じるな」と思うラインナップでした。



来年はもっともっと自分を必要として貰えるように、必要とされたところで輝けるように、頂いた現場のひとつひとつで命を燃やしていく所存です。

まずは2024年1発目、『HIGH CARD the STAGE - CRACK A HAND』(ハイカステージ)


エネルギーぶつけていきます!



ありがたいことに来年のお仕事も少しずついただけております。沢山発信していけるように頑張りますのでSNS等も見守っていただけたら嬉しいです。

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頑張って作りました



2023年、

関わっていただいた方々

応援してくださった方々

知ってくださった方々


全てに感謝申し上げます。

少しでも皆様の人生に彩りを添えられるように精進して参ります。


それでは良い年越しを。