報道各社に対し、公明党の「外国人の受け入れと共生社会の実現について」の基本的な考え方が発表されました。
この問題、共生を重視する政党、管理や規制を重視する政党があり、有権者の関心を呼んでいるテーマともなっています。
公明党の基本的考え方は、1.現状認識(国民の不安解消へ) 2.問題に対する公明党の取り組み 3.秩序ある「多文化共生社会」の実現 の3つの柱から成っています。
公明党の理念「『生命・生活・生存』を最大に尊重する人間主義」に基づき、経済力や世代間などの分断を生まない政策を推し進めていますが、外国人の方々についても、この理念は不変であり、互いに秩序ある「多文化共生社会」を築いていくことが、政治の役割・責任と考えます。
3つの柱は、端的に前文でまとめられています。
・外国人であれ、日本人であれ、法令を遵守し、ルールを守ることが大前提で、ルール違反や社会問題を引き起こす外国人に対しては厳格な対応を徹底し、それでも対応が不十分な場合には、対策の強化や制度の見直しを進めるべき
・一方、労働力不足は大きな課題で、日本経済を活性化し、持続可能な地域社会を構築していくためにも、外国人労働者の受入れを行っていくことは不可欠である
・感情的な排斥を求めるのではなく、「安全・安心」という揺るぎない土台の上に、日本人と外国人が互いを尊重し、共に暮らせる環境を整備することによって、秩序ある「多文化共生社会」を築いていくことが政治の責任である


