「物価高騰から区民生活を守る支援を求める緊急要望」を、4月25日、品川区長に申し入れました。
 

 エネルギーや食料品の物価高騰がずっと続いています。お米は2倍くらいになっているのではないでしょうか。

 アメリカの相互関税措置は、遅かれ早かれ、中小企業に影響の波が襲ってくると予測されます。


 そこで、公明党品川総支部(総支部長:伊藤こういち都議)と品川区議会公明党(幹事長:若林ひろき区議)は、区長に対し、4項目の要望を要請しました。

  1. 区内共通商品券(紙・デジタル各4億円、プレミアム率10%)の発行額、プレミアム率とも、大幅に拡充すること。
  2. 経済的に困窮する高齢者への支援として、介護保険料を減免すること。
  3. 区内事業者への支援として、資金繰り、設備投資等の施策を拡充すること。
  4. 米や食料品の購入、エアコン等の光熱費を支援するため、すべての区民を対象とした一律の支援金またはクーポン券などの給付も含め、機動的な対策を講ずること。
 政府も対策を考えていますが、品川区でもできることはちゅうちょなく、急ぎ取り組んでもらいたいです。

 4月号は、「予算と論点」…ちょっと固いですが、区民サービスも「予算」あってのもの。

 その予算を組むのは区長の権限で、議会のチェックを受けなければなりません。

 

 品川区議会の予算委員会は「歳入」「総務費」「民生費」(健康保険、介護保険、後期高齢者保険含む)「衛生費」「産業経済費」「土木費」「教育費」ごとにチェック(予算審査)を行い、最終的に「総括質疑」が行われ、日程は7日間に及びます。実に様々な質問、意見、要望が委員(議員)から出されます。

 

 1面では、築60年を過ぎている三木小学校、大崎中学校の改築に関する質疑を紹介。

 2面では、路上喫煙問題のほか、該当する方は少数なのですが制度の狭間で悩む重度の障がい者家庭の課題など。

 3面は、小学校登校時間前に児童を学校で受け入れる新たな取り組みや「デジタル商品券」が大型店舗でも使えるようになるサービスなど。

 4面は、小学校入学前の5歳児健診の導入や若者・高齢者の住まいの課題などを紹介しています。

 

 4面になるのは、2か月合併号の時だけでしたが、たくさん知っていただきたいので、4月号はこのようになりました。※ご紹介したいのは、まだまだあるのですが。

 

 今や、補聴器も一般的になってきました。

 若林も、お隣の港区の補聴器助成事業を勉強に行き、議会で幾度となく導入を取り上げ、訴えてきました。

 2022年度途中から23年度にかけ、所得制限あり(住民税非課税)、助成額35,000円でスタート。24年度は、所得制限を撤廃(同額助成)。そして、25年度は、助成額を72,450円と、倍以上に増額しました。

 手続きにお気をつけください。
1.    「助成申請書」を入手し、記入してください。
    入手方法:区HPからダウンロードするか、高齢者地域支援課(区役所本庁舎3階)、ゆうゆうプラザ、シルバーセンター、地域センター、文化センター、図書館、在宅介護支援センターに置いてあります。


2.    受診します。
    「助成申請書」の用紙を持って、耳鼻咽喉科を受診してください。
    検査の結果、医師から補聴器が必要と認められた場合、医師意見欄に記入してもらい、聴力図(オージオグラム・写し可)を受け取ってください。
※    受診の結果、助成の対象とならない場合があります。
※    耳鼻咽喉科であれば区内・区外を問わず受診可能です。
※    受診に係る費用、意見書作成の費用は自己負担です。
※    区HPには、一律1,000円(税別)で証明書を発行する区内耳鼻咽喉科26カ所を紹介しています。

 

3.    補聴器の見積りをしてもらいます。
    区認定補聴器技能者がいる補聴器販売店で、補聴器の試聴を行い、購入する補聴器の見積書の作成をお願いしましょう。
※    区HPに、補聴器販売店9店舗が掲載されています。
 

4.    区高齢者地域支援課に「申請書」等を提出します。
    助成申請書※医師意見欄の記載、聴力図(オージオグラム)が添付されたもの(作成日から6か月以内のもの)
    補聴器販売事業者の見積書(写し可)
※    窓口持参または郵送してください。
※    区が確認後、「助成決定通知書」、「購入実績報告書兼請求書」が送られます。
 

5.    購入しましょう。
    決定通知が届いた後、見積書を作成した補聴器販売店で補聴器を購入してください。
    補聴器を購入する際、助成金相当分が差し引かれた金額で購入してください。

詳しくは、区HPの「高齢者補聴器購入費助成事業」ページをご覧いただくか、
高齢者地域支援課 認知症施策推進係03-5742-6802 に問い合わせてください。
 

 新年度も何卒、よろしくお願いいたします。

 

 3月26日には、品川区議会第1回定例会の最終本会議が開かれ、4月からの新年度予算が採決され、賛成多数で成立し、幕を閉じました。

 

 これによって、2月・3月合併号でお知らせしていたサービスが動き出します。

 

 私どもの推進で取り入れられたサービスが、たくさんありますので、皆さんのお役に立ちそうな、知っておいて損はないサービスを、順次ご紹介しますので、よろしくお願いします。