今日のテーマは、「補聴器購入費用助成」。

 わくわく品川新聞でもご紹介してきたように、来年度から実施できるよう、特に力を入れてきました。

 

 まず、対象は65歳以上で住民税非課税の方(65歳以上の約半数)となり、1台35,000円の助成が受けられます。※80人分の予算確保

 申請などの流れは、①対象要件の確認 ②申請書を受取る ③指定クリニックで聴力検査 ➃指定補聴器技能者(販売店)で購入 ➄購入証明を提出 となります。

 

●質疑の中で、分かったこと。

(1)対象者の考え方は、23区内で実施している他区と同様の設定としました。

(2)助成開始は7月。医師会と検討し、4月~6月は普及啓発などの期間としました。7月以降に購入した補聴器が助成対象となります。

(3)指定クリニックは、現在のところ品川区内4カ所ですが、拡大を検討中。

(4)指定補聴器技能者は37名。

 

●要望したこと。

(1)中等度難聴(平均聴力40デシベル以上70デシベル未満)が要件となっているが、上下のボーダーラインの方も対象とすること。

➡医師が必要と判断すれば、聴力数値以外も対象とする。

 

(2)効果検証の仕組みを整え、効果があるのであれば住民税非課税以外の方も対象に加えるなどの検討をすること。

➡現在、医師会、言語聴覚士等と効果検証の仕組みを検討している。助成を受けた人にアンケートを送るなど考えている。

 

(3)今回の対象とならない方で、自費で補聴器を購入する方にも、クリニック受診と指定補聴器技能者の調整を受ける仕組みを利用してもらい、効果検証に協力してもらう取り組みを行ってほしい。

➡検討する。

 

 より良い助成制度、補聴器の効果を上げるために、さらに取り組みます!