月刊誌「第三文明」12月号、茂木健一郎の人生問答というコーナーに、読者が“コロナ禍で苦労される居酒屋についてどうおもうか”との質問がされています。

 茂木さんの大切な行きつけの居酒屋は、五反田「あさり」。20年以上通っています。さまざまな思い出を巡らしながら、コロナで行くことができず、先日、数ヵ月ぶりに訪れたそうです。絶品のもつ焼きをたのもうとしたら、客が減り今はやっていない、と。それでも、楽しい時間を過ごし、「あさり」が開いていて良かったなあ、これからも来よう、と。常連が来ることができなかった大変な時期、マスターとおかみさんは、どんな思いで店を守ってきたことか。

 居酒屋、私たちの社会を支える上で欠かすことできない大切な絆の形であるように思う、と結ばれています。