品川区議会公明党の重点政策を、前進させることができました。

会派の談話を掲載します。

 

平成30年第4回定例会を終えて(談話)

 12月6日~19日までの14日間の会期で開会されました。

 公明党一般質問では、自転車保険、環境、困難を抱える家庭支援、防災、高校生医療費助成、がん検診を取り上げました。

 高校生への医療費助成の要望に対し、区長は、他自治体の実績等を踏まえ検討する、と約しました。困難家庭支援では、食材を直接家庭に届ける仕組みをNPOと検討中で、体制が整い次第、早期に実現する、と答えました。

 自転車の区民交通傷害保険については、加入促進を図る必要があり、業務体制・事務処理方法、実施時期の検討を進める、と区長が答えました。環境問題としてプラスチックストローの取り扱いについては、学校では使用後のストローを適正に廃棄処分しているものの、環境問題への関心が高まる中、給食におけるプラスチックストローの取り扱いは今後研究する、としました。また、肺がん検診の医療機関の拡大は、二次読影専門医の確保が難しい状況ではあるが、引き続き拡大への工夫を重ねていく、としました。

 防災対策のうち、情報に関することでは、防災アプリ等は有効な情報提供の手段であり、開発を検討していく、と答え、ドローンの活用については、早期の運用に向け調整中であり、情報収集や避難誘導、物資輸送について検討する、としました。また、避難所運営マニュアルをわかりやすく伝えるため、動画を活用するなどの工夫をしていく、と答えました。さらに、現在、行政書士会と災害時相談業務の協定締結の協議を進める中、他士業とも災害時協力が得られるよう働きかけを行っていく、と答えました。

 

 議案では、高齢者施設(東大井地域密着型多機能ホーム)と健康センターの管理者の指定について、株式会社はそぐわないという理由で共産党が、また、心身障害者福祉会館の同指定については、理由説明がないまま生活者ネットが、それぞれ反対しましたが、その他の障害児者総合支援施設工事請負契約の議案等含め、全ての議案が可決・成立しました。

 また、「学校給食の牛乳にプラスチックストローを使用しないことを求める」請願は、公明党始め多くの会派が署名議員となり、委員会審査を経て採択されました。今後、区執行機関に送付され、処理の経過・結果の報告が求められることになります。

 

 今定例会では、高校生医療費助成や困難家庭支援を始め、公明党の提案を前に進めることができました。引き続き、実現に向けた取り組みを進め、区民の皆さまの負託に応えてまいります。

以上