ランニングシューズをカットしてみました。
先週、東京都から踵の痛みで来院された患者様の使っていたシューズです。
ちょうど交換時期で不要になるそうなので、ありがたく頂きました。
ランニングシューズのソウルは、外から見ると厚く見えますが、
割ってみると、よく踵を痛めてくる部分のクッションはこんなモノです。
とくに、近年使われている素材は、反発性も良く、軽量になっていますが、
耐久性は悪くなっているように感じます。
どんなに柔らかい素材でも、圧力がかかれば硬くなります。
今回のシューズ、ヒール部分を指でつまんでみると、3~5mm程度しかありませんでした。
また、摘まんだだけでも、クッション性はほとんどなく、
タータントラックのような硬さでした。
今回、カットした目的は、右と左のシューズの消耗の違いを見たかったからです。
しかし、カットして初めて解ることも多々ありました。
その一つに、ここまで固いとは思わなかったことがあります。
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全ての痛みには原因があります。
病院で、「炎症が起きてるから痛い」 そんな説明を受けてきた人をよく見かけますが、
炎症は痛みの原因ではなく結果です。
病院、接骨院、で臨床に向かう先生方に、どうかお願いがあるのですが・・・
本気で患者さんと向き合ってくださいよ。
2018_10_01