オスグッドについて考える。 | まぼろし工房_ランニング

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市民ランナー達と作った靴下、まぼろし工房の “ラクちんソックス” のブログです。シューズが発生するグラグラを抑えることで、効率よく走れるだけでなく、怪我や故障を防ぎます。いくつもの特許を取得した、世界で一つの靴下です。

技術は随分進んで情報を収集する人はあふれかえっています。

でも、道をきわめようとする人は少ないように思います。

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田舎の小さい治療院が、こんな事を言うのもなんですが、

 

オスグッドの理論が間違ってると思うのは・・・

僕だけでしょうか?


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googleで 「 オスグッドとは 」と画像検索すれば、こんな画像が羅列し・・・


オスグッドとは 成長痛 膝の痛み

 

完全に確立された理論でありますが・・・

 

西暦 1903年に提唱された、100年以上前の理論を 

誰も疑わないのだろうか??? 

 

現場で仕事してると、人のカラダが・・・

 

そんなに単純に動くとは・・・どうも思えないのです。


成長期の子供の四頭筋に・・・そこまでの力があると

どうも・・・思えないのです。

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高校生 主訴 左膝の痛み 脛骨粗面の痛み(初期・病的変位なし) 


膝の痛み オスグッド 治療

 

膝蓋骨(膝のお皿)は上方に引き上げられ、下方への動きが悪い。

 

 

膝蓋骨下部と、脛骨粗面に青いシールを貼ってみると、こんな感じ。

 


オスグッド 成長痛 治療

痛くない方の右ひざ ↓

 


右ひざ オスグッド

痛い方の左膝 ↓

左ひざ オスグッド

痛くない方の右ひざ ↓


 約 43mm

 

痛い方の左膝 ↓


  約 48mm

 

 


正確な計測ではないけれど、こんな感じ。

 

治療結果から先に書くと、治療後の痛い方の左足は こうなった。 

 


  48mm→35mm

 

それは この際どうでもいい。問題は、その治し方にある。

 

 

シールを貼ったままの状態で、

 


四頭筋及び、大腿全面の筋肉を一度も触れずに治してみた。

 

           

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大腿骨のユニットと、下腿骨のユニットの軸に異常が出ている。

オスグッド 膝の痛み 治す

 

これは、よくあることだけど、殆どの医療機関が相手にしない。

 

 

治そうともしない。むしろ、見ようともしない。それは なぜか?

治せないからではないだろうか?

 

 

見ることもしない、治そうともしない。だから治せない。

それじゃ、いつまで経っても何も変わらない。

 

 

これを治すとこうなる。

オスグッド 膝の痛み 治す

 

 

AとBの距離は当然縮まる。

 

 

   <治療前>           <治療後>

           48mm→35mm

 

 

大腿ユニットと下腿ユニットの軸がずれているように思えるが、

 


オスグッド 膝の痛み 治す

 

しかし、そうではない。このように動かされている。

 


オスグッド 膝の痛み 治す

 

膝の関節は曲げる、伸ばすは大きく動き、

 

捻じる動きに対しては小さくしか動かない。

 

しかし、動かないわけではない。。。

 

むしろ場合によっては大きく動く。

 

例えば、

 

歩行、走行時における 足が地面から浮いている状況下において、

生理的反射作用が伴い、脱力下に置かれるタイミングがある。

オスグッド 膝の痛み ランナー  オスグッド 膝の痛み ランナー

股関節や、足首の関節に、正常ではない動きの制限がかかったとき、

その歪みは膝関節に捻じれとなって表現される。

 

タイミングによっては大きく動く。