本日の3/31(火)最終時間23時59分59秒に、臨時投稿いたしますお願い

では、今宵お逢いいたしましょう・・・♡チャオ~

 

お家で映画鑑賞おすすめよ♡

 

今宵 星空 も、

前回にひきつづきオードリー・ヘプバーンをお愉しみください~おねがい音譜

オードリー・ヘプバーン後期のキャリアにおける代表作の一つ

『いつも2人で』をコンシェルジュするわ 

 

1967年の20世紀フォックス映画。

 

『パリの恋人』と『シャレード』で

(上記2作品を過去コンシェルジュした記事を下記にリンク・リブログしておくわ。宜しければ・・・)

オードリーを演出したスタンリー・ドーネン監督と

3度目のタッグを組んだ作品よ。

 

では、映画の世界に誘いましょう・・・流れ星

 

 

 

 

監督:

スタンリー・ドーネン

脚本:

フレドリック・ラファエル

音楽:
ヘンリー・マンシーニ

撮影:
クリストファー・チャリス

出演:

オードリー・ヘプバーン
アルバート・フィニー
ジャクリーン・ビセット

 

 

 

あらすじ本 

 

1954年から1966年の12年間の1組の夫婦の軌跡を、6つの時間軸を交錯させながら描いたロード・ムービー。

 

オードリー・ヘプバーン演じるジョアンナの髪型と乗っている車で時代を見分ける。

 

以下の6回の旅が順不同で交錯する。

1:1954年、出会ったばかりでヒッチハイクをしながら旅をする学生時代の2人。

  • ジョアンナの髪型はロングヘアのおでこを見せたもの。前半はカチューシャ、後半は後ろで髪をくくっている。

2:結婚後2年で、夫マークの元の彼女のマンチェスター親子との5人での旅。

ジョアンナは子供が欲しいと言っている。映画の前半のみ登場。

  • ジョアンナは前髪を下ろしてトップを盛り上げた外ハネのロングヘア。
  • 車は1957年製、黄色のフォード・カントリー・スクワイア。

3:何かの記念日でのやっと買った中古の車で2人だけの旅。

最初に出てくるシーンのパスポートのスタンプで1959年とわかる。

途中でジョアンナが子供ができたと報告する。旅の途中でパトロンとなるモーリスと知り合う。

  • ジョアンナは前髪を下ろして、トップをクシャッとしたショートヘア。
  • 車は濃い緑色の中古の1950年製MG-TD。

4:ジョアンナは生まれたばかりの子供の世話で留守番、画面に出てこない。

1人旅のマークは途中で浮気。次の旅は家族3人で行きたいと語ってトンネルを抜けると、

5番目の旅に切り替わる。映画の真ん中でのみ登場。

  • 車は1961年赤のトライアンフ・ヘラルド・コンバーチブル。浮気相手の青い車は、1959年ルノー・フロリード・カブリオレ(fr:Renault Floride)

5:生まれた子供も3才くらいに大きくなってきたので、

親子3人での旅。夫婦の危機。

途中でジョアンナが浮気。映画の後半のみ登場。

  • ジョアンナの髪型はおでこを見せたショートのオカッパヘアの外ハネ。カチューシャをしている。
  • 車は4回目と同じ。1961年赤のトライアンフ・ヘラルド・コンバーチブル。

6:1966年の現在。再度夫婦の危機。

  • ジョアンナの髪型は『おしゃれ泥棒』のものとほぼ同じ。トップを盛り上げてかっちりと固めたショートヘア。
  • 車は1965年、白のメルセデス・ベンツ 230SL。

映画のラストで、

一瞬で全部の旅が時間軸順に登場時計

 

解説:

監督のスタンリー・ドーネンは、

「この作品は結婚の困難な一面を描いた作品だった。

オードリー・ヘプバーンの作品は恋の喜びを描いたものがほとんどだが、

これはその後の試練を描いている」と語っている。


 

 

エピソード:

 

・撮影は1966年4月から9月にかけて行われ、撮影中に37才の誕生日を迎えたオードリーが誕生日ケーキを前にした写真が残されている。

・1966年に結婚12年で1960年生まれの子供が一人いる、という設定は撮影時のオードリー・ヘプバーンと全く同じだった。

・2013年春夏物のモスキーノのコレクションでは「いつも2人で」がイメージソースとなっている。

音楽音譜

当初、ヘンリー・マンシーニは多忙で断ったが、

オードリー・ヘプバーンがマンシーニに直接

「お願いですから『いつも2人で』の音楽を担当してくださらないかしら。

これは私が知る中でも最高の脚本で、すばらしくデリケートで、おかしくて、

かつロマンティックなの。あなたが曲を作ってくださる以外には誰も思い浮かびません」

と電報を送ったと、オードリーの死後にマンシーニ自身が述べている。

そして、マンシーニは快諾して作曲することになった。

来日時のマンシーニへのインタビューで、

「最も好きな自作は?」と聞かれて「いつも2人で」と答えているほど、

会心の出来だった。

作品の評価メガネ

チャールズ・ハイアムの著したヘプバーンの伝記では「オードリーの最高傑作」と書かれている。

村上春樹はこの作品を「私の一本の映画」という本で推している。

スティーブン・スピルバーグ監督は、

スタンリー・ドーネン死去の際に声明を発表して、

個人的なお気に入り映画として「シャレード」「悪いことしましョ!」「いつも2人で」を挙げている。

 

 

賞歴祝日

サン・セバスティアン国際映画祭

受賞
最優秀作品賞(ゴールデン・シーシェル):スタンリー・ドーネン

アカデミー賞

ノミネート
アカデミー脚本賞:フレデリック・ラファエル

ゴールデングローブ賞

ノミネート
ゴールデングローブ賞 主演女優賞(コメディ・ミュージカル部門):オードリー・ヘプバーン
ゴールデングローブ賞 作曲賞:ヘンリー・マンシーニ

英国アカデミー賞

ノミネート
脚本賞:フレデリック・ラファエル

全米監督協会賞

ノミネート
長編映画監督賞:スタンリー・ドーネン

英国脚本家協会賞

受賞
最優秀オリジナル脚本賞:フレデリック・ラファエル
最優秀コメディ脚本賞:フレデリック・ラファエル

スペイン脚本家組合賞

受賞
最優秀外国映画賞:フレデリック・ラファエル

 

 

 

 

宝石赤 シャレード

https://ameblo.jp/wakabafilm/entry-12465449237.html

素敵な映画に逢いましょう・・・

チャオ~キスマーク