今宵はオードリーヘップバーンよ❤️

ユニバーサル・ピクチャーズ制作の

サスペンス映画。

クレジットに「MISS HEPBURN CLOTHES BY GIVENCHY」

 

ジバンシィが提供した

ヘップバーンの衣装が話題。

 

予告編では

「サスペンス」「コメディ」「ロマンス」の

3色が一体化するアニメーションが

冒頭にあしらわれている。

アニメーションが素敵なのよね・・・

 

 

監督:スタンリー・ドーネン

撮影:チャールズ・ラング・Jr

音楽:ヘンリー・マンシーニ

配給:ユニバーサル・ピクチャーズ

 

出演:

ケーリー・グラント
オードリー・ヘプバーン

 

 

 

ストーリー・・・

スキー旅行先で、富豪の夫チャールズとの離婚を決意したレジーナ・ランパート。

旅行からパリの自宅に戻ると、家財道具一切が部屋から持ち出されており、夫の姿も見えない。

そこへ、

司法警察のグランピエール警部が現れ、

チャールズの死を告げる。

警部によれば、

チャールズは家財道具のすべてを競売にかけ、

その落札代金25万ドルを持ってパリ脱出のために列車に乗ったが、

何者かに突き落とされたと。

警察署で

夫の遺品(小さなバッグに手帳、櫛、万年筆、レジーナに宛てた未投函の手紙、

偽名のパスポート4通)を

受け取り、

レジーナは警察署を後に。

レジーナは自宅に戻り

途方に暮れていたが、

スキー旅行先で知り合った

ピーター・ジョシュアが現れ、

「夫の事件は新聞で知った。

何か協力できることはないか」と。

 

チャールズの葬儀は寂しいもので、

出席者はレジーナと、

レジーナの親友でスキー旅行に

同行したシルヴィ、

グランピエール警部だけであった。

途中、ハゲた小柄な男ギデオン、

やせた背の高い男テックス、

大柄で右手が義手の男スコビーが現れ、

チャールズの柩を確認。

 

レジーナは

アメリカ大使館のバーソロミューからの手紙で呼び出され、

チャールズの正体が

「チャールズ・ヴォス」という男だと

知らされる。

チャールズは第二次世界大戦中、

OSS(CIAの前身)に所属して対ドイツ戦に従事。

25万ドル相当の金塊の輸送任務にあったが、

葬儀に現れた3人を含めたメンバーたちは

金塊を盗まれたことにして密かに地中に埋め、

終戦後に山分けすることに。

その後、

ドイツ軍の攻撃を受けスコビーが

右手に大怪我を負い、

散り散りになってしまう。

そんななか、

チャールズが独り金塊を掘り返し、

持ち去ったのだという。

 

チャールズが持ち去った25万ドルの在り処は

妻のレジーナが知っているに違いないと信じた3人がレジーナの前に現れ、

「金をよこせ」と脅迫。

ピーターは3人の脅迫から

レジーナを守ろうとするが、

彼も3人と旧知だった。

 

ストーリーが長いのでサウンドトラックをどうぞ♡

レジーナの信頼を得たピーターが金を独り占めすることを危惧したスコビーは、

彼女に電話を掛けて彼の正体を知らせる。

レジーナは

ピーターをホテルの電話で呼び出し、

彼は4人と共に金を盗み出した

カーソン・ダイルだと告げる。

同じころ、

レジーナの甥ジャン=ルイを

人質にした3人は、

彼女とピーターを呼び出して

金の在り処を聞き出そうと。

ピーターは

「3人の誰かがチャールズを殺して金を独り占めしようとしている」と語り、

3人は疑心暗鬼に陥る。

5人はそれぞれの部屋を探索するが、

途中でスコビーが殺される。

金の在り処を探す中で

レジーナとピーターは親しくなるが、

バーソロミューから「ダイルに兄弟はいない」と知らされたレジーナは

再びピーターに詰め寄る。

ピーターは彼女に、

自分の正体が

泥棒のアダム・キャンフィールドだと告げる。

その夜、

電話で呼び出されたギデオンが殺され、

テックスが行方不明。

レジーナはテックスが犯人だと疑うが、

テックスは

「金の在り処を教えろ」と

アダムに電話をかけてきたため、

アダムは彼女が金の在り処を

知っていると考え、

2人はチャールズの遺品を確認。

翌日、アダムはテックスの部屋からチャールズのメモ帳を見付け、

レジーナを連れて公園に向かう。

そこにはテックスも来ており、

金の手掛かりを探していた。

アダムと別れたレジーナは

シルヴィーと出くわし、

その日が切手市の日だと聞かされ、

遺品の手紙の切手が金の正体だと確信。

遺品である25万ドル相当の

切手を手に入れたレジーナは部屋に戻るが、

そこではテックスが殺されており、

「ダイル」というメッセージを残していた。

レジーナはバーソロミューに電話を掛け、

パレ・ロワイヤルで落ち合おうとするが、

アダムに見付かり逃げ回る。

レジーナはバーソロミューに合流するが、

追い付いたアダムから、

彼の正体こそが戦争で

死んだはずのダイルだと聞かされる。

バーソロミューは正体を認め、

金を手に入れようとレジーナに銃口を向けるが、

彼女を劇場で追い詰めるもののアダムに救われる。

レジーナは

25万ドルの返却にアメリカ大使館へ。

しかし、

応対室のイスに座っていたのはアダム。

彼は大使館員の

ブライアン・クルークシャンクだと名乗り、

その証明にレジーナに結婚を申し込む。

 

よもや話

ピーター・ストーンマルク・ベーム

共同で「The Unsuspecting Wife」という脚本を執筆したが、

ハリウッドで買い手が付かなかった。

ストーンは脚本のタイトルを「Charade」に変更し、

レッドブックス誌に作品を発表したところ、

作品は製作会社の興味を引くことになった。

それにより映画化の話が進み、スタンリー・ドーネンが製作・監督を務め、

ケーリー・グラントとオードリー・ヘプバーンが主演する

本作の脚本を手掛けることになった。

ヘプバーンは1962年秋に本作の撮影に入り、

いくつかの撮影場所は夏から撮影に入っていた『パリで一緒に』と重なっている。

 

『パリで一緒に』は撮影が長期間に及んだため、

公開は本作よりも8カ月遅れとなった。

主演のグラントは、

共演するヘプバーンとの年齢差(グラント59歳、ヘプバーン33歳)を気にしており、

彼女に迫るシーンに不快感を抱いていた。

 

彼の懸念に配慮するため、

スタッフはヘプバーン演じるレジーナがグラント演じるピーターに迫るような会話シーンを追加している。

また、映画にはドーネンとストーンがエレベーターに乗り込む二人組としてカメオ出演しており、

さらにストーンはアメリカ大使館を警備する海兵隊員の声を吹き替えている。

 

 

 

著作権消失:

本作は作品中(オープニングタイトル、エンドロールなど)に著作権表記が無かったため、

公開当時の米国の法律(方式主義)により権利放棄とみなされ、パブリックドメインとなった

(このため、ウィキコモンズに高解像度のスクリーンショット、ウィキクオートに台詞の抜粋が収録されている)。

このことは家庭用ビデオが普及するまでは深刻ではなかった。

家庭用ビデオが普及した1980年代に入ると、許諾や使用料が不要であることから、

各社から様々な画質でビデオソフトが発売されるようになった。

このことは、以前から無方式主義となる日本をはじめとする全世界に及ぶと考えられることから、

日本をはじめ各国でも格安DVDとして各社からリリースされている。

 

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リメイク:

2002年にはリメイク版(The Truth About Charlie(英語)、直訳すると「チャーリーの真実」)が製作された

(邦題はオリジナルと同じく『シャレード』)。1963年版と比べて、よりサスペンス色が強まった。

北米で2002年版DVDが発売されたときに、特典映像として1963年版が丸ごと同梱された。

日本でも、2002年版と1963年正規版をセットにして発売された(それぞれ単独でも発売)。

 

 

シャレード(英語: charade)意味:

身振り手振りで言葉あてをする遊び。ジェスチャー・ゲームのひとつ。

 

 

素敵な映画に逢いましょう~♡

チャオキスマーク