コチラは、
ビーズアクセサリーと読書、ときどき脱線を楽しむブログです^ ^
リアンは、4人で活動しております。
『宙わたる教室』伊与原新
図書館に入ったら、
この本は読みたいなぁ!と思っていたら、
本屋さんで出会っちゃいました。
残り一冊だったサイン本
いつのまにか、またレジに並んでいました
積読したままでしたが、
ようやっと、出番が来ましたよ^ ^
額賀澪さんの『青春をクビになる』読んだあとは
コレだなって思ったんです。
この本の帯にも、額賀澪さんのコメントもあったし。
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作品紹介
東京・新宿にある都立高校の定時制。
そこにはさまざまな事情を抱えた生徒たちが通っていた。
負のスパイラルから抜け出せない21歳の岳人。
子ども時代に学校に通えなかったアンジェラ。
起立性調節障害で不登校になり、定時制に進学した佳純。
中学を出てすぐ東京で集団就職した70代の長嶺。
「もう一度学校に通いたい」という思いのもとに集った生徒たちは、
理科教師の藤竹を顧問として科学部を結成し、
学会で発表することを目標に、
「火星のクレーター」を再現する実験を始める――。
『月まで三キロ』『八月の銀の雪』著者がおくる、
今年一番熱い青春科学小説!
出版社HPより
*
私の通った都立高校も
(30年以上前の話ですが)
当時、全日制と定時制とあり(今は知りません)
全日制は、たしか18時完全下校でした。
だから、部活動で
完全下校時間ギリギリに出ると
私服の定時制の生徒と門のところで
すれ違ってました
朝、学校に行くと
私の机の上は、時々消しゴムの消しカスが
残っていたり、
昨日までなかった机上の落書き、
机の中には忘れ物のプリントだったり、
同じ机の生徒がたしかにいるんだなぁ
と思ったものです。
そんな感じのことが小説にも出てきて
懐かしく思い出しました
実験の細かな話になるとサッパリわかりませんでしたが
いろいろな事情や年齢の違う生徒たち4人+!で少しずつ前進していく過程がとても良かったです。
あとがきによると実話をもとにできた小説のようでそんなところも興味深かったです。
やっぱり伊与原さんの小説、好きです。
額賀澪さんの読んだあとで、
続けて好みの小説で大満足な読書でした