9月23日、24日の2日間行われた、陸上競技新人戦県予選へ、チームトレーナーとして帯同してきました。

今月2回目のトレーナー帯同、そして、東海大会出場がかかった大きな試合となります。

先日行われた東部新人では、チーム一丸となって総合優勝ができました。

今回は東部地区の優勝チームの名を下げて、他ブロックの強豪校へ挑戦する形となります。

 

2週間という短い期間の中で、東部予選からの修正やピーキングを行ってきました。

私も多くの選手をサポートしながら、当日のスケジュールや荷物の準備を万全に行いました。

 

当日・・・

この2日間は、活動写真を撮る暇が無い程過密でした。

競技開始時間が早いため、到着後すぐにコンディショニングが始まりました。

万全な準備をしていても、当日になると不安になるものです。

競技前には、多くの選手がコンディショニングへやってきました。

仕上がりを訊きながらコンディショニングをしつつ、不安要素を改善できるように、メンタルサポートまで行い、試合へ送り出しました。

 

動きが心配な選手がいれば、アップ会場まで付いて行き、様子を監督へ報告します。

記録を出すことも大切ですが、選手を守ることもトレーナーの役割です。

両方を加味した上で判断を下す場面に、今回は多く遭遇した気がします。

選手や監督にとっては苦しい決断だと思いますが、勝利と今後を考えると致し方ないこともあります。

その決断をしなければならない状態を作った私にも、勿論責任はあります。

 

今回の県予選で重要だった点は、東海大会へ出場するチャンスが多くあったことです。

個人種目は勿論、リレーでの東海大会が狙える大チャンスが訪れていました。

合間を縫って選手の動きを確認し、次のラウンドへ向けてのリカバリー、コンディショニングを行いました。

予選の勢いで東海大会出場を決めた選手、惜しくも決勝で敗退した選手、勝負の世界は時に残酷です。

結果として、3人4種目で東海大会出場を決め、それ以外にも自己ベストを更新した選手、課題が見つかった選手も多くいました。

 

今回見つかった課題点としては、

  1. 直前の予期せぬケガ
  2. ピーキングのミス
  3. 勝負へ向かう姿勢

などが挙げられました。

日常生活や体育でのケガで調子が上げられなかった、東部予選に調子を合わせてしまった、県の舞台で緊張した、など、原因は様々です。

全てを取り除くことは不可能ですが、改善することは十分可能です。

悪い点ばかり挙がっているように見えますが、これが新人戦で良かったと思います。

「本命であるインターハイで勝負をするための課題が見つけられた」

これは、東海大会出場に引けを取らない収穫でした。

 

東部予選以上にハードな2日間でしたが、帯同できて良かったと心から思います。

東海大会へ向けての準備、インターハイに向けた冬季練習をしっかりサポートできるように、改めて気を引き締めたいと思います。

 


 

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