私は普段、治療院業務やトレーナー活動で、フォームの分析や修正などを行っています。

いつもの流れは、フォームを撮影して、改善するための動きづくりやセルフケアを紹介しています。

トレーナー先では監督さんに相談して、より良い練習ができるように改善に努めています。

 

その中でよく質問を受け受けるのは、

「どのような練習をするのが良いのか?」

「どのように走るのが正解なのか?」

という疑問です。

 

今の時代、ネットや参考書が溢れているため、ランナーさんは練習方法や効果などは分かっていると思います。

しかし私は、情報が多くありすぎるが故に、正しい練習方法が分からないのでは?と考えています。

 

そこで今回、簡単なランニング練習会を外で開催しました。

院内ではできないトレーニングや、トレッドミルでは見られない動きもあるので、外で思いきりフォームチェックやトレーニングができます。

 

今回参加いただいたのは、長年施術へ来ていただいている患者さんです。

残念ながら都合が合わず一人のみでしたが、結果としてパーソナルトレーニングの形で練習することができました。

その方の目標は、

「11月の10kmレースでベストを更新すること」

この目標を達成するために、4ヶ月に渡ってトレーニングの見直しやメンテナンスをすることになります。

 

今回は初回のトレーニングだったので、

  • どのようなフォームで走っているのか?
  • 現段階で改善するべき点は何か?

この2点の考察と、すぐに取り組みができる動きづくりの紹介を行いました。

 

①.絶対に押さえておきたい動きづくり

動きづくりのポイントは、「全身が動けるように準備をすること」です。

しかし、動きづくりの数を増やすと覚えるのに時間がかかり、中々継続できないのも事実です。

そのため今回は、走る前に実践したい動きづくりを、3種類だけ紹介しました。

初めて実践するため、思ったように動きができなかったようです。

私が紹介したい動きでは難しかったようなので、より実践しやすいようにアレンジを加えました。

これは、前回のストレッチ講座でも実践しましたが、対象者にとって一番の方法を提案することが大切です。

 

②.一緒にランニング

動きづくりを終えたら、実際に走ってみます。

走りながらどのような動きをしているのかを説明して、自然な走りができるようにアプローチ。

様々な方向からフォームをチェックして、次に繋がる改善点を考えながら、目標達成に向けて話をしました。

今回はあえてガッチリ練習をしませんでしたが、次回からは改善点を踏まえて少しずつ変化を持たせたいと思います。

 

③.〆のスプリントトレーニング

今回一番やりたかった練習である、スプリントトレーニングを最後に行いました。

これを紹介したかったのですが、院内ではできないため、外でトレーニングをしたいと考えていました。

マラソンの練習であっても、スプリントトレーニングは不可欠です。

 

全体で1時間程度の練習でしたが、最低殿必要な練習は押さえられたと思います。

練習会を開催できる機会は限られているため、基本的には患者さんの自主練習がメインとなります。

その練習が充実するために、「必要なポイントを覚えてもらうこと」、これが今回の練習で一番大事な点だと思います。

 

初めて練習会を開催しましたが、次回はどのような練習をしようか・・・?今から考えています。

この取り組みが広がり、より楽しいランニングライフが広まることが私の望みです。

 


 

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