昨日のブログの最後で、

高校生にアンケートを取った話をしました。

内容は、現在使用しているシューズの種類です。

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以前から気になっていたので、

母校の後輩たちにアンケートを取ってみました。

巷ではNike一強と言われているこの時代、

実際にシューズのシェア率はどうなのでしょうか?

プロや大学生などはレースなどでデータが取れますが、

高校生のデータを見たことがありません。

 

果たして、どのメーカー、シューズが人気なのでしょうか?

 

アンケート対象

→母校陸上部 長距離11名

→アップ・トラックレース・ロードレーズで

 現在使用しているシューズを聴取

※複数回答あり

 

①.アップシューズ部門

adidas・・・3名

アディゼロRC2

アディゼロボストン9

アディゼロジャパン6

Nike・・・7名

ズームペガサス37 ×2

ズームペガサス38

ズームライバルフライ2

ズームフライ3

ズームフライ フライニット ×2

New Balance・・・1名

FuelCell Revel 

asics・・・1名

ゲル コンテンド6

 

アップシューズでは、

比較的厚さのあるシューズが人気のようです。

半数以上がNikeを使用し、記載がありませんが、複数のシューズを使い分ける選手もいました。

予想していましたが、アディゼロシリーズやペガサス、ズームフライ等が人気のようです。

 

人気のシューズに共通しているのは、

カラーチェンジが多いことではないかと考えました。

カラーチェンジが多いと、

新しいモデルでも値下がりすることが多いです。

アップシューズは消耗が激しいため、

頻繁に買い換える必要があります。

そのため、話題性があるシューズにニーズが集まり、

必然的に選ばれやすいと考えられます。

 

販売店としては、人気があるシューズは仕入れが多く、

安い価格で販売できます。

結果として、導入しやすい値段帯にある人気のシューズを

選ぶのではないでしょうか?

 

②.トラックレース部門

adidas・・・5名

アディゼロ匠戦6 ×3

アディゼロ匠戦7 ×2

Nike・・・5名

ズームXドラゴンフライ ×4

ズームマンバV

New Balance・・・2名

5000mスパイク(名称不明) ×2

MIZUNO・・・1名

ウェーブクルーズジャパン

 

人数の内訳では、

マラソンシューズ→6名

スパイク→7名

との結果になりました。

 

今年度から始まった厚底シューズの規制があり、

スパイクの使用が増えたように感じます。

数年前は、asicsのソーティマジックや

MIZUNOのウェーブクルーズ、adidasの匠戦が人気でした。

asicsやMIZUNOのシューズを全然見なくなりましたね(^_^;)

今でも使用率が落ちていないadidasの匠戦、

人気の秘密が気になります。

 

スパイクでも相変わらず、

Nikeの人気率が高い結果となりました。

私の時代は、スパイクと言えば足の負担が大きく、

上級者が使用するイメージが強い物でした。

人気のあるNikeのドラゴンフライやadidasのアバンチは、

以前のスパイクよりクッション性があるようです。

スパイクの概念も変わっているようですね(*^_^*)

 

③.ロードレース部門

adidas・・・3名

アディゼロ匠戦6

アディゼロ匠戦7

アディゼロ アディオスプロ

Nike・・・7名

ズームXヴェイパーフライ ネクスト% ×5

ズームフライ フライニット

エアズーム アルファフライ ネクスト%

BROOKS・・・1名

HYPERION TEMPO

 

シューズの厚さで分けると、

25mm以下→2名

25mm以上→9名

となりました。

 

25mm以下の薄いシューズを使用する選手は、

トラックと同じアディゼロ匠戦でした。

 

ロードレースでは、

圧倒的にNikeのネクストシリーズが人気のようです。

他のメーカーも厚いソールのシューズを出していますが、

そこまでシェア率が高くないようです。

 

Nikeからヴェイパーフライが出た時は、

値段が高く流通数が少なかったため、

高校のレースで見かける機会は少なかったと思います。

学生スポーツを経験した身としては、不思議な感覚です。

学生時代に同じようなシューズがあっても、

値段の兼ね合い等で手を出せなかったと思います。

それが今では、当たり前の様にヴェイパーフライを

見かけるようになりました。

時代背景などを含めて、

これが普通なのだろうかと思いました。

 

〜私が使用していたシューズたち〜

高校を卒業して5年になる私が、

当時気に入っていたシューズを紹介します。

種目:400m・800m・4×400mR

   時々駅伝の助っ人

 

アップシューズ

ターサージール TS2

通常のターサージールと違い、

内側のグリップがゴムでできたシューズです。

ロードでの走り込みでも消耗が少なく、

ある程度の軽さとグリップがあり、

履きやすかった印象です。

 

ポイント練習

ウェーブエキデン8

最初は長距離レース用に購入しましたが、

タータンではよく滑ったため、練習用に回しました。

他のマラソンシューズよりも薄さと軽さが特徴で、

蹴って進む私の走り方にはフィットしていた印象です。

 

レースシューズ(800m)

ズームヴィクトリーエリート

この頃から、

中長距離を中心にNikeのスパイクが目立ってきました。

特徴は、

当時珍しかったカーボンが入ったスパイクだった事です。

100g程の軽さと反発、

スピード勝負をするには充分活躍するスパイクでした。

欠点は、レースを1本走るだけでも

足への負担が大きいことでしょうか?

 

レースシューズ(駅伝)

ウェーブクルーズジャパン

ウェーブエキデンが滑りやすかったため、

5000mや駅伝はクルーズを愛用していました。

言わずと知れたシューズですが、

グリップと安定感が気に入っていたシューズです。

シンプルな構造でしたが、それがイイと思います。

 

こう考えてみると、

たった5年間でも大きくシューズに変化がありました。

一番の変化は、Nikeのヴェイパーフライの登場です。

トレーニング理論や方法が変化するように、

シューズも徐々に変化しています。

もちろん、

私も高校と今ではシューズを選ぶポイントは違います。

その辺の話も、時間があったらブログにしてみます。

 

また時期が空いたら、調査してみたいと思います(^_^)v

 


 

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