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この辺から文章量が増えてくるので
あわよくばオーディブルに入っていないかと思って検索してみたんですが、
高校生の部まで全部調べても
ひとつも入っていませんでした
がんばって目で読もう!!
【小学校高学年の部】
「ぼくはうそをついた」
戦争・原爆・認知症。
重たいテーマのフルコンボなのですが、
この本を読んだ子たちが
小学校5年生の主人公とともに
「やさしいうそ」を通して
どんなことを感じて、考えていくのか
見守りたいなと思う本です。
今の小学生たちのおじいちゃん・おばあちゃん世代の方で
戦争体験者はすごく少ないと思うのですが、
もし夏休みにひいおじいちゃんやひいおばあちゃんに
会える予定があるお子さんは、
当時のお話をぜひ聞いてみたいですね。
「ドアのむこうの国へのパスポート」
タイトルだけ見たら「あの世」に行っちゃうのかと思ったけど
行き先は「取り出し学級」のようです。
みんなと一緒の教室で過ごせない理由がある子たちが集まる教室へ行くことになる主人公。
そこでの交流を描いた物語ですが、
文章にもエンディングにも
好き嫌いが出そうな印象です。
まずは図書館で借りて読んで、
好きだったら買って読み込むのが
いいかもしれません。
お勉強についていくのが大変で
「学校の居心地がよくない」
という気持ちがある子がこれで感想文を書くと、
自分の気持ちを言語化して整理する手助けになるかも?
「図書館がくれた宝物」
第二次世界大戦下のイギリスが舞台の物語。
時代が時代なので主人公のこどもたちは大変な体験をしますが、
ハッピーエンドがいい!という子にも
安心のラストが用意されています。
時代や国が違っても、
共感するところは見つけられればめっけもの。
そこを足掛かりに感想文を書き進められます。
登場人物の3人のきょうだいのだれに共感するか考えながら読むのも、
面白い感想文を書くのに役立つと思いますよ。
「海よ光れ!」
東日本大震災の被災地で寝泊まりしていた小学生たちが
自分に何ができるかを考えて学校新聞を作ったことがつづられている
ノンフィクション作品。
3.11の後に生まれた現5.6年生たち。
東日本大震災のときに今の自分たちと同じくらいの年齢だった子たちが、
何を考え、学校新聞を作っていたのかと知り
どんな感想を抱くのか楽しみです。
高学年の課題図書、
総じて「重い」わ
せっかく読むなら楽しい本がいい!
という高学年生に
おすすめの4冊を掲載しておきますね。
全部オーディブルにも入っているので
目で読みつつ耳で聞き、
語彙力をつけるのにもおすすめです!
【個人的におすすめの本】
↑ふざけているようでマジメ。
バッタ博士の日々をコミカルに
かつ赤裸々に描いた良書。
小学生版にはルビと写真がいっぱい。
↑お金の教養、大事。
物語り形式ですいすい読めて
押しつけがましくないので
大人も楽しめますよ。
↑十五少年漂流記はフィクションですが、
こちらはガチです。
明治時代に本当に漂流した日本男子16名が
どう生き延びて生還したか、
実話ならではの迫力に
冒険好き男子たちのわくわくが止まらないはず。
アート国語クラスの聞き取りで使ったときも
「続きが聞きたい」と好評でしたよ。
言葉がけっこう難しいので、
音声とともに読み進めるといいかと。
↑「銭天堂」シリーズの作者、
廣島玲子さんの作品。
廣島さんのファンタジーにハズレはない!
と、乱読マニアのおさつ(小6)の保証付き
ほっこりファンタジー好きに
おすすめのシリーズです。
自由図書部門でも同じように審査してもらえるので、
図書館や本屋さんで気に入った本があったら
その本でも書けますから安心して
本探しを楽しんでください
読書感想文講座、
上級クラス受付中。