前回に引き続き、
今年の課題図書を簡単にご紹介していきます。
(あーブログのトップ写真、何年前のだっけ?
そろそろ詐欺になるな…あ、もともと詐欺写真か?!)
公式HP
【小学校中学年の部】
「いつかの約束1945」は
大人ならこの数字で
『あ~戦争ものっすね』と勘付いて
身構えてしまうと思います。
が、イラストや文章が優しくて
怖いのが苦手な子も
比較的読みやすいお話だと思います。
谷川俊太郎さんの絵本
「せんそうとへいわ」
と合わせて読むと、
考えがとても深まりそうです。
↓字は少ないので
たぶん1分で読めます。
意味を考え始めたら何分かかるか知らんけど。
ぜひ。
「じゅげむの夏」
少年4人の冒険物語という設定からして、
昭和の懐かしい香りがします。
(テスト問題作りやすそうとか思ってしまう職業病患者はおいといて…)
今の子たちはこういう熱いのはうっとうしがるかと思いきや、
けっこう
「くちぶえ番長」とか「ぼくらの一歩」とか
王道青春系を好きと言ってくれる
中学年&高学年女子も多いのです。
都会っ子たちには、
ぜひ田舎体験とともに味わってほしい一冊です。
田舎っ子たちは、地の利を生かして
思いっきり五感ごと主人公たちに感情移入して楽しんでください
「さようならプラスチック・ストロー」
今年の環境系課題図書はこれです。
ストローの歴史と3R+refuse=4R
について分かりやすく説明しているので
図鑑や説明文が好きな子におすすめです。
個人的には、レジ袋有料化とかプラストロー廃止は
政治&経済界の利権問題が頭をかすめてイラっとするので
素直に書きづらいのですが、
環境問題の興味を持って
自分でも何か行動を変えてみたよ
っていう体験作文を書きやすい
良書だと思います
「聞いて聞いて!音と耳のはなし」
理科好き小学生はぜひ。
アマゾンの商品紹介ページで
中身を8ページも見られますよ。
オーディオメーカー勤務だった著者が書いているので
大人でも「へー」と思うことがあるはずです。
この本を読んだあとで
「書いてあることが本当なのかやってみたい!」
と思ったページがあれば
大当たりです
ぜひ実際にやってみて、
その過程を感想文に書いてみましょう。
かぼた(小3)が書くならこれかなぁと思ったのですが…
「え?感想文は書かないよ」
だそうです。
なんでだっ
専属講師がついているってのに
おさつと同じように育ててるのに
休み時間も小説を書きたがる娘
&
連絡帳すら書いてこない息子
っていう両極端に仕上がってる
子育てって、ほんと育児書通りになんていかないよね~
親は環境を整えることしかできないから、
そこから何を拾ってくるか
楽しみに見守りましょう~
夏期読書感想文講座、
上級クラスのみ受け付け中です。
(一人ではできない『対話』を通して
楽しく意見を深める環境をご用意します
小5~中3生はぜひ)