最近読んだ本たち | わかば国語・作文教室

最近読んだ本のおススメ度

星5つで紹介します~。

超個人的な好みで書いていますのであしからず照れ

 

「きみのお金はだれのため」

星星星星

アニメ化できそうなくらい

わかりやすいキャラ設定と

読みやすい文体で、

小学校高学年くらいから読めそう。

お金の価値を考えなおす

いいきっかけになると思います。

読書感想文も書きやすそう。

ただ、せっかちな私はもっとサクサクと

核心部分を説明してほしかったよだれ

 

「成瀬は天下を取りに行く」

星星星

成瀬やお友達のキャラがいい。

悪人がでてこない平和な日常で

ほっこりしたい人におすすめ。

平和すぎてどこで聞くのをやめても

とくに後悔しなそうだった。

2024年本屋大賞作。

 

 

「変な絵」

星星星星

見事に裏切られました。

作者の意図にまんまとはまる気持ちよさ。

これぞミステリーの醍醐味よね。

でもオーディブルで聞いたせいで

途中の効果音が怖すぎて☆-1笑

 

 

「変な家」

星星星星星

おさつも絶賛。

読み始めたら止まらなくなる

スリリングな展開がみごとです。

エンディングも思わずニヤリ。

 

 

「堤未果のショックドクトリン」

星星星星星

政府やメディアが「緊急事態」と言ったときは

その裏でどんな利権や思惑が働いているか考え

どう法改正がされたのかを精査せよ、という内容です。

可決されたことすら知らなかった

やばい法律がたくさんあって、

途中ちらっと聞いていたおさつでさえ

「日本って今こんなやばいの?」

と興味津々でしたアセアセ

実は私、米国の戦時下の報道について卒論を書いたので、

とっても興味のある内容でした。

 

 

「日本が売られる」

星星星星

↑「嫌ミスの女王」湊かなえも

びっくりするくらい後味の悪い本です。

「ショックドクトリン」は2023年5月に出された本ですが、

こちらは2018年10月、コロナ前に出された本です。

私はこちらを先に聞いたのですが、

「…国会中継みようかな」

と思うようになるくらい

本当に「とんでもないこと」してんなぁー不安

と怒りがわいてくる本でした。

毎年中学生は「税の作文」を宿題に出されるから

授業で一緒に作っている子もいるのですが、

主催は「税務署」だからね……

もう、税務署のお眼鏡にかなう作文が作れる気がしない爆笑

5年前だから情報が少し古いのと、

少々極端な個所があるので☆-1にしましたが

公民の「教科書」よりずっと面白いですよ。