おそくなりましたが
やっとこさ県立高校入試の
問題を解きました。
(正直に言えば、
国語と英語はちゃんと解いた。
理科と社会はざっと読んだ。
数学はながめた)
いやーーー
予想通り
「なんとかイマドキの問題を作って難易度をあげたい作問者」
VS
「何でもいいからとにかく採点ミスを出さない方法でやってほしい教育委員会」
という攻防戦がすけて見える
かのような問題でした
結局、教育委員会
(というか県知事?)が
圧勝しちゃったんだろうね
っていう、つまらない
妥協の産物でしたね。
英語は特に
テストのためのテスト、というか。
単語を並べ替えて会話する世界がこの地球のどこにあるのかと。
英作文やればいいのに
入試に英作文がなくなるとなったら、
対策をする塾がそれに最適化したテキストにするから
結果的に中学生のレベルが下がるの分からないのかな。
国語も
発表資料を作る問題なのに、
自分の意見は全く言わずに
他人の意見通りに資料を並べたら7点満点もらえる。
(前は自分の意見を200字書いてやっと10点もらえたのに)
そんな仕事だけできればいいという人材を育成したいのですね?
茨城県は。
数学は証明問題なし。
理科や社会も単語と記号ばっかり。
記述も指定語句があるから
それ以外に書きようがない。
こんな
「ミスしないこと」
を第一に考える教育現場で
発想力のある人材が育つわけないじゃない。
中等の入試問題でも、わたし
同じ感想をはいていましたね?
あらやだ、すっかり
ぐちっぽいおばさんキャラ
でも何度でもいうよ。
まじめに。
こんな
時代に逆行する問題
作ってたらダメだって。
ちゃんと目標を提示して教えたら
自己表現できるはずの子たちを
つぶさないでください
(私、外部講師したあとはいつもアンケートを書いてもらうんですけどね。
一昨年までの大量に書かせる
入試を突破してきた並木中等生と比べて、
単発知識型の問題が多い入試で選ばれた
今年の一年生の授業アンケートのコメントが
明らかに少なくて短くて浅かったのは
決して偶然じゃないと私は思っていますよ。。。
もちろん、生徒さんたちが悪いんじゃんないです。
ミスなく言われたことさえやればいいっていう
教育方針が現場にまで影響しているってことです。)