家の蔵書数と学力 | わかば国語・作文教室

こんにちは。

わかば国語・作文教室のわかばですクローバー

 

 

 

こんなニュースを見ました。

・・・・・以下引用・・・・・

学力テストの正答率をみると、

小学校の算数では、

蔵書数が最も多い子と最も少ない子では

18ポイントの差があり、

中学校の国語でも15ポイント差が開くなど、

蔵書数が多いほうが正答率が高くなる傾向が見られました。

・・・・・・引用ここまで・・・・・

 

「ポイント」というのは、

パーセント同士の差のことです。

「80%から20ポイント減って60%」

と使います。

これ、意見文などで間違う子が多いところですが、

「80%から20%減ったら64%」

ですからねウインク

(0.8×(1-0.2)=0.64なので)

 

閑話休題。

 

家庭内の蔵書が多いほど

学力テストでの得点率が高いというのです。

 

しかも、

その差は国語より算数で顕著なのですね?

 

興味があったので、元データを見てみました。

文科省が出しているこちらのページです。

 

そのなかのコレ↓

https://www.nier.go.jp/21chousakekkahoukoku/report/data/21qn.pdf

 

「あなたの家には,およそどれくらい本がありますか」

という質問項目です。

 

該当部分のデータを貼らせていただきます。

 

この質問は令和3年度からはじまったようで、

経年変化はわかりません。

 

 

「家庭内の本の数と

子どもの得点力に相関関係がある」

と読んでいいのか、

生徒さんといっしょに考えてみるのも

おもしろいかなぁ~なんて思いますチュー

 

本をたくさん読む親がいると

こどもの読書時間ものびるから

子どもの得点力があがるのか。

 

たくさん本を買う経済的余裕がある家だと

こどもの教育費も出せるので

得点力が上がるのか。

 

こども用の本をたくさん買うほど

教育熱心な家だから

こどもの得点力が上がるのか。

 

そもそもこどもの基礎学力が高いから

本を欲しがってたくさん買うはめになるのか。

 

 

このデータだけではなんとも判断できませんが、

この結果をみて、さらにどんな質問をしてデータをとってみたいか、などを考えるのは、思考力を鍛えるいい練習になりますね乙女のトキメキ

 

 

そういえば……

と思い返してみると。

 

我が家におさつのお友達があそびに来ると、

リビングを見て

 

「うわ、本が多い!」

 

と、よく言われるな、

とは思っていましたアセアセ

 

自分ではこれでもかなり厳選して

置けないものは実家に運んで

いるつもりだったのですが、

数えてみたら、

リビングとそこにつながる

こども用の和室だけで

250冊くらいありました真顔汗

だいたい図鑑と絵本とマンガね。

教材は自分の部屋にあるので。

(こりゃ片付かないわけだww)

 

 

ほほう。

 

このデータを信じるなら、

算数と国語が得意になる環境は

できているみたいだよ?

かぼたくんニコニコ

来年1年生になるまでに、

音読が上手になるといいねキラキラ

 

かぼた(年長)の音読レベルは

おさつが年少のときと同レベルかな、

というスローペースですおいでウシシ

 

個人差も大きいところですが、

男の子は特に国語でつまづくと

あとから追いかけるのが大変なので、

なるべく本好きになって勝手に読んで

勝手にレベル上げしてくれるところまで、

せっせと手をかけたいと思います宇宙人くん

 

字が汚くても、

とりあえず本が正確に読めて

語彙力がある子になれば、

トータルでなんとかなる!

と思うので、

当面はむりのない範囲で

音読練習を続けます爆笑乙女のトキメキ

(気分屋さんなのでやったりやらなかったりしますけどね)

 

 

早く図書館、再開してほしいです流れ星