こんにちは。
つくば市のプロ家庭教師、
わかば国語・作文教室のわかばです
先日、物語の創作コンクールで受賞された生徒さんが
受賞作品が収められた作品集を2部、
教室へプレゼントしてくれました
ありがとうございます
活字になって挿絵がついた状態で
改めて読んでみると、
生徒さんが原稿用紙に書いたものを読むのとは
違ったものを読んでいるような
新鮮さがあります
さて。
この子は小学校2年生から物語を書き始めていて、
毎年とてもすばらしい
空想の生き物を作り上げてくれるのですが、
そのときに必ず最初に取り入れる作業があります。
それはなんだと思いますか。
作文教室らしくない(?)作業です。
実は……
お絵かきです
(授業料払って作文教室に行かせたのに
お子さんが絵を書いて帰ってくるので
親御さんはびっくりされるかもしれません)
架空の生き物や、立ってしゃべる動物など、
ファンタジー要素の強いキャラクターが
でてくるお話を作る場合には、
必ずそのキャラクターをカラーで
絵にしてもらいます。
魔法の道具や架空の植物なども書きます。
書き手の想像がぼんやりしたまま書き始めた文章では
読み手にもぼんやりしか伝わらないので
臨場感がでないのです
はっきり見える形にして鮮明に想像してから、
浮かんだ映像を言葉にする、
というステップで物語を作ってもらっています。
書いているあいだに
「ここはどうなってるの?」
「どうしてここはとがってるの?」
「大きさはどれくらい?」
「家族はいるのかな」
「年齢は」
などと質問をしていくと、
お子さんのなかでぼんやりしていたキャラクターが
次第に鮮明になってきて、
結果的に言葉だけで設定を決めるよりも
魅力的なものができあがる気がします。
なので、もし童話やファンタジーを書きたいと思っている
お子さんがいらしたら、
まずは文字よりも絵を書かせてみては
いかがでしょうか
そして、キャラクタービジュアル(見た目)が
完成したら、そこに
名前
性格
好きな物
嫌いな物
一番大事なもの
目的
を書き込みます。
そうすれば、きっとキャラクターが
しゃべりだして、物語が動き出しますよ
こちらにも関連記事があります↓
「小学生が物語を書くときのコツ」
https://ameblo.jp/wakaba-sakubun/entry-11958550850.html