推薦書を親が書く? | わかば国語・作文教室

こんにちは。
つくば市のプロ家庭教師、
わかば国語・作文教室のくわだゆきこです

つくばも秋雨前線をどっぷりかぶった毎日で、
なかなか外で遊べませんね。

中学受験を控えた生徒さんたちは
そわそわし始めるじきでしょうか。

先日、つくば市の某私立中を受験する

生徒さんの保護者の方から
こんなご相談をいただきました。

「中学校に志望理由書の他に、
 推薦理由を書いて小学校に提出するよう
 言われたのですが、
 自分の子を褒める文章はとても書きづらくて……」



推薦理由を、親が、書く、の?
さすが生徒数の多いK学園……
と、お母様と苦笑しつつも、
書かないわけにはいきません。

先生たちも、自分が知らない
生徒さんのご家庭のでの努力を
きちんと知ったうえで推薦書を
書きたいと思われたのでしょう。

ふむ。
でもどう書きましょうか。

まず、

自分の子を褒める

恥ずかしい



のは、きっと
「自分の子=自分の一部」
だと思っているからなのですよね
照れ

自分の子と自分は全く別の存在なので、
「親戚の子」ぐらいの目線で
どんな特徴があるのか書き出してみては
いかがでしょうか。

そのときに大切なのは「具体性」です。


「根気強い」だけでは抽象的で伝わりません。

「自由研究の実験がうまくいかないときも
 〇日間にわたって〇回も実験を繰り返した。」


「読書好き」だけではなく

「小学校に入学してから、
 年間〇〇冊以上の本を読み続けている。


など、時期や数字を入れて具体性を高めると
説得力が強まりますね。


受賞歴などは別枠に書くところがあり、
生活態度や性格面を書くように求められている場合は
特に内容がぼんやりしがちなので、
具体性を持たせて説得力を強めることを
意識するといいのではないかと思います。



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