「どうやるの?」ときかれたら | わかば国語・作文教室

こんにちは。
つくば市のプロ家庭教師、
わかば国語・作文教室のくわだゆきこです
クローバー


先日おさつがお友達のAちゃんと遊んでいたときのこと。

二人はたくさんのヘビイチゴがなっているのを見つけました。
てのひらいっぱいに摘んだ二人。


おさつ「つぶしていい?」

「どうぞ。」

Aちゃん「どうやってつぶすの?


そう言って私を見上げるAちゃん。
(その傍らでマイペースにつぶすおさつ……)
・・・・・・・・

さて。ここで問題です。

私はAちゃんに対してなんと答えたでしょうか。


①「石でつぶすといいよ。色がよく見えるから。」

②「土の上で踏んでごらん。気持ちいいよ。」

③「いろいろ試してみたら?石や棒もあるね。」

④「自分で考えてみようか。」


・・・・・・・・

みなさんならどうしますか
照れ
答えは色々あると思いますOK

私は③の
「いろいろ試してみたら?
 石や棒もあるね。」

と答えました。


つぶすと色がどうなるのか見せたいのであれば
でしょうし、
Aちゃんはストレスが溜まっていそうだな
と思えばもいいでしょうね。

私は、すぐに正解を聞くのでなくて
自分で遊びを考える楽しみを知ってほしい
と思ったのででした。

いつも他のものをつぶしていて
ある程度選択肢を知っていそうな子には
の「自分で考えてみよう」にするかもしれません。


要は、

目的がはっきりしていれば
どれも正解だと思いませんか?
ニコニコ

ということ。




勉強のときの声掛けに困っている
お母さん、お父さんにも同じことが
言えると思うのです。


「どうやって解くの?」

と聞かれたときに、いつもいつも
解き方を一から十まで丁寧に説明するだけが
大人の仕事ではないのです。

この子に足りない力はなにか。

この勉強を通して何を学んでほしいか。

将来どんな子になってほしいか。



その「目的」さえはっきりしていれば、
いろいろな答え方がでてくるはずですよね
音譜


育児書の「正解」に振り回されずに、
それぞれのご家庭の目的に合わせて
会話を楽しみながら、勉強や受験
乗り切っていただきたいな~と
思ったのでした
おすましペガサス

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