音読練習介助ロボット?! | わかば国語・作文教室
こんにちは。
つくば市のプロ家庭教師、
わかば国語・作文教室のくわだゆきこです

今日は、つくば産業フェスィバルに行ってきました。

大人が本気でやっているまじめな文化祭
という雰囲気で、科学的な展示ブースや
国際色豊かな食品ブースが並び、
つくばらしいお祭りでした。
スライムを作ったり、消火体験をしたり、
2歳11か月のおさつも楽しめました。

そのなかで私が食いついたのが、
筑波大学/大学院のチームが紹介していた、
こちら。
(ブログへの掲載許可を得て撮影してきました)


「音読のトレーニングを支援する
読書介助アニマトロニクス」

つまり

近くで音読すると、
うなずきながら聞いてくれる
動物型のロボット

です。


正直、まだ実用化レベルではなく、
どうやったら子どもが集中して音読練習ができるか
ということを調べている段階のようなのですが、
そのなかに面白いデータがあったんです。


たとえこの「動くぬいぐるみ」が相手でも、
ひとりで音読練習をするより、
聴かせる相手がいるほうが
集中力も音読の精度も上がる
というのです。

集中力が上がるというのは、
ムダな動きが減ったり聞き分けづらい発音が減ったりする
という観点で測っているそうです。

このデータを見て、

やっぱり!!

と、少し嬉しくなりました。


特に小学校低学年のお子さんですと、
音読練習の宿題が定期的に出ている
学校も多いようです。

『うちの子適当に音読カード塗ってるなぁ』

『最近音読してるの聞いてないな』

と思われたら、
お子さんが音読するのを
聞いてみてはいかがでしょうか

教科書を覗き込みながら
べったりはりつく必要はありません。
家事をしながらでも、
「へー」「そうなんだ」「よく読めたね」
あいづちを打っておけばいいんです

その(ロボットでもできる適当な)あいづちだけで
お子さんの音読効果がアップするなんて、
なんとおいしいお話でしょう

この研究がもっと進んで
すばらしい音読ロボットが生まれるのも
もちろん楽しみなのですが、
それ以上に、
やはり人間相手に本を読み聞かせる楽しさ
しっかり味わいながら成長してほしいなぁと
思ったのでした
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