小5・中2必見!2014年度全国学力テストの問題 | わかば国語・作文教室

こんにちは。
つくば市のプロ家庭教師、
わかば国語・作文教室のくわだゆきこですクローバー



2014年4月22日に

全国の小学6年生と中学3年生

対象に行われた
全国学力テスト問題と解答例
新聞各社のHPなどで掲載されています。


私は以下のサイトから問題をダウンロードしました。
↓【47NEWS】
http://www.47news.jp/47topics/e/252676.php



現在小学5年生と中学3年生

お子さまがいらっしゃる方は
ぜひこれを解いておいてください。


新聞やテレビのコメントでは、


「学力テストの過去問を解いて
 成績を上げようとする学校があるが、
 それはいかがなものか」


「学力テストの問題をそっくりな問題を
 掲載して、テスト対策になることを
 アピールする教科書が検定を通った」


などと、過去問分析と対策を
なにやら卑劣な行為のように

言っているものもありますが、
そんなのちゃんちゃらおかしい

のであります得意げ




それではそもそも、全国学力テストとは
いったいなんのためにやるのでしょう。


将来の日本をよくするため、です。


日本をよくするとはどういうこと?


仕事において競争力のある人材を育てることです。
(文科省の仕事の範囲でいえば、ですよ。)


競争力のある人材って
どういう人?


きっとこういう問題が解ける人だろう!!


と、

教育のエリートと呼ばれる文科省のプロ集団が、
知恵と時間と労力と決してお安くない税金を使って
作り上げたもの。


それが全国学力テストです
(私はそう思っています)




であるならば、過去問対策をするのは
学校の平均点をあげるためではありません。


生徒さんひとりひとりが、
将来社会に出たときに生き抜いていくための
力をつけるため
にほかなりません。


ここに掲載された問題に的確に答えられる人材が
現在の日本社会で求められている、と
多くの大人が考えているのですから。





その証拠と言ってはなんですが、
今回の小学国語の問題、
公立の難関中高一貫校の入試問題のようでしたね。


・資料から共通点と違いを読み取る


・80字程度の記述がある


・記述問題には2~3つの条件があり
 その条件を守りながら書く必要がある


こういった部分をみて、

あぁ並木中等(つくば市の公立)の

入試問題みたいだ~

と思ってしまいました。




ちなみに、
私立中高一貫校の最難関である開成や桜蔭
読解の中で記述をさせていますが、
字数制限がないので

過不足なく書くのはこれより難しいです。


将来の日本を背負う人材
多数送り出すであろう進学校も、
学力テストで求められるような力
持ち合わせた生徒さんが欲しい
ということですね。



もちろん、私も

「この問題が解けさえすれば

 立派な社会人になれるわ~」

とは思っていません。

教養やマナー、意欲、

生のコミュニケーション力といった

これ以外の力も必要にはなるでしょう。

しかし、こうした問題で

文書でのコミュニケーション力を鍛えることで、

社会人としての基礎の一部はできる

と思います。



ですから、

お子さんの学校で対策をしていないようでしたら、
ぜひご家庭でやっていただきたい!



とはいえ、
「暗記すれば確実に得点になる」という
問題が少ないので、
どうやって対策をしたらいいのかしら
と悩む方もいらっしゃるかもしれません。



そこで、
次回以降の記事では
今回の学力テストの小学生の問題をもとに、
ご家庭でどういった練習をすれば効果的か
ご紹介していきますね。


小6のお子さんをお持ちの方は、
お子さんが解けなかった問題を中心に
参考になさってください。



桜蔭・渋幕などの難関校に
合格者を出してきたプロの技ですが、
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出し惜しみはしませんよニコニコ



その代わりと言ってはなんですが、
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では次回以降をお楽しみに。


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