知り合いの50代後半の女性から相談がありました。

動悸、めまい、意欲の低下に困っている。

更年期障害の可能性はありますか?と。

(内科受診で問題なし)


閉経からだいぶ経過しているので、その可能性は少ないことをお伝えしたところ


最近起きた出来事とストレスについて記載がありました。


彼女は聡明で、状況を深掘りするのが得意なので、書くだけで癒されていく可能性大。

言語化することは自分を俯瞰することなので、どんどん書いてください、とお願いしました。

(受診できる距離ではないので)


その中で気になったのは、昨年からお付き合いしているパートナーがいる、という記載。

遠距離で、会えるときだけ、楽しくやっている、とのこと。

ここには問題がないような記載でした。


だからこそ、気になりました。


恋愛対象ができると、社会的には冷静で大人な判断ができる女性でも「女性脳」「恋愛脳」になってしまいがち。それが厄介な感情をもたらすことも…。大の大人は、そんな厄介な自分は受け入れたくないものなのです。

(長年かけて育んだ友人関係からパートナーになるなら、そこまで問題は起きないようですが。)


深掘りしていくと、体調不良の原因はここにあるかも?と狙いをつけている私です。


女性外来をしているとよくあることですが、「本人が思っている問題」の裏に「本当の問題」が隠れていることがあります。


そこに目を向けたくないから、別の問題を大きくしていることも…。


人生100年時代に突入し

シニア世代の恋愛相談は増えていくのかもしれないなぁ、と、ふと思う私なのでした。


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野菜と納豆、豆腐など、発酵食品、大豆イソフラボンを摂取して100年時代に備えよう。


お好み焼きに見えるのは納豆オムレツです♪