私の師匠(勝手に思ってる)小林正観さんは

「ものの見方道」を極めた人でした。


正観さんといえばこの言葉

「幸も不幸もない 

そう思う心があるだけ」


これがまさに「ものの味方道」の肝です。 


この話を説明するために、よくこんな例が出されます。


すごく喉が渇いているときにウェイターさんが

コップに水が半分入った状態で持ってきてくれた。

これしか入っていないと文句をいうか。

こんなに入っている、冷たい水が飲める、と感謝するか。

事実は同じなのに幸せか不幸かは自分の心が決めるのですよ、と。



でも

私がもっと衝撃を受けた

「ものの見方」の例があるのです。


これは竹田和平さんのお話です。

和平さんは本田晃一さんとうどん屋に入りました。和平さんはうどんのほかに「おにぎり」を注文しましたが、店主が「おにぎりはもうないんですよ。白ごはんならありますが。」と言ったらしいのです。

そこで本田晃一さんは「白ごはんあるなら握れよ!」と心の中でイラっとしたそうです。

すると和平さんはこう言いました。

「そりゃ、おめでとう」

本田晃一さんは、えっ?と思い

「どうしておめでたいんですか?」と尋ねました。

和平さんはこう言いました。

「満員御礼、めでたいがね」


凡人ならイラッとするところを、和平さんは幸せになれちゃうんです。そして相手も幸せにしちゃう。


これこそが、

「幸せも不幸もない、そう思う心があるだけ」

をグウの音も出ないほど納得させる素晴らしい例だと思うのです。


正観さん、和平さん、武田双雲さんはかなり精度の高い幸せ眼鏡をかけています。


どうしたら、その眼鏡は手に入るのか?


幸せそうな楽しそうな人のそばにいることです。できるだけ長く。そしてカンニングするのです爆笑

あるいは意識することです。

どう解釈すれば幸せな気持ちになれるかを。

その問いを待ち続けることです。


私はその修行の途中にありますが

最近は素敵な人によく出逢うので、その人の考え方をカンニングすることを楽しみとしています。


人生はカンニングし放題


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いちごは食べ放題🍓