私の人生を変える運命の出会い〜その2〜

地方に戻って女性外来を始めてから、同じ院内で働いていた4歳年上の女性と出会った
医療職ではなく、一般職だけど、私の近くで仕事をしていた

彼女は驚くほど素直で、おっとりした口調で、時々ドンピシャに的を得たアドバイスをくれて、彼女と話すとホッとした

そんな彼女がCDを持ってきてくれたり、講演会に誘ってくれるようになった
必ず「気が向いたら」と付け加えてくれた

最初は抵抗があったけど、何ヶ月かしてCDをきいてみると、これが面白くて泣けて、あっという間の2時間

それが、クロフネカンパニーの中村文昭さんのCDだった

それがきっかけで、私はその後、たくさんの素晴らしい大人の話をきくこと、にハマっていった


知らないことだらけだった
目からウロコだった
泣いたり笑ったり
心が震えるほど感動したりした


そのなかでも特に小林正観さんのCDを
熱心にきくようになった

先人たちの言葉は、女性外来がつらいと思い始めていた私をたすけてくれた

そして、院内に心友と呼べる友がいることも、私のエネルギーのもとになっていた



2年半前の春
その彼女とランチに行く予定の前日
彼女から突然の電話




その内容に、あまりのショックで言葉を失ったのだった

△△△△△△△△△△△△△
梅雨の合間の晴れ
ガーデンカフェの紫陽花