カウンセラー養成学校には

さまざまな人がいました

 

これから独立を考えているキャリアウーマン

既に占い師として活躍している中年女性

高齢のおじさま

カウンセラーになれるのか?と心配になるようなぼーっとした青年

などなど

 

講義も、そんな仲間との交流も楽しい日々でした

 

半年間、自分のペースで講義をとり

ロールプレイを重ね

試験をうけて合格し卒業しました

 

卒業後もやぐっちゃんとは時々会い

私のいろいろな質問に答えてもらいました

 

その頃の私はやぐっちゃんから教えてもらった

「比較しない」

「期待しない」

「判断しない(裁判官にならない)」

を3点セットにして書いて部屋に貼り

毎朝3つ唱えてから過ごすようになりました


たしかに、すべての悩みは

この3つから生じているのはわかりました


わかってはいるけど

常に意識して過ごすのは難しい

息を吸うたびに「期待」が体に入ってくるのでは??と思うほど

気づけば期待しているのでした


当時、1人で育児真っ最中の私は

 イライラすることも

小さなことで子供を叱ってしまうことも

自分ばかりキャリアを積んでいく夫に嫉妬することもあり

なんでこんなに心のことを学んでいるのに

変わらないんだろう?

と、自分を責めていました

 

人はそんなに簡単には

慣れた思考癖から抜けられないのですよね


 

さて、そのころやぐっちゃんに教えてもらったのは以下のようなことでした

「比較、期待、判断をしない」

「自分を責めることからは何もうまれない」

「自分のなかに芽生えた良くない感情も認める」

「自分の意見を押し付けるほど、相手は受け入れられなくなる」

「批判し合うことからは何もうまれない」

「お金を使うのが嫌な人は、与えるとなくなるという考え方に縛られている」

「どちらが優れているかではない。ひとりひとり今世での課題が違うのだ」

「気づけたことに感謝するだけでいい」

 

今思えば、宝くじに当たるよりも有難い出会い

 

でも

 

やぐっちゃんは優しいから

(相手の成長の邪魔をしないから)

私を責めることはありませんでしたが


この2年後、愚痴が多く成長しない私は

優しく距離を置かれてしまうのでした。。。

 

そんな未来がやってくることを知らない私は、

東京にいる間に

やぐっちゃんに教えてもらえる間に

カウンセラーとしての実践をつもう、と

友人の紹介でメンタルクリニックで研修を始めるのです

 

次回に続く


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