私たちには、未来がある。【業界の常識を押しつける老害をディスる回】【第4章】 | わたる風よりにほふマルボロ

わたる風よりにほふマルボロ

美しい和歌に触れていただきたく。

*:..。o○ ○o。..:*

梶間和歌プロフィール小説

 

new梶間和歌YouTubeチャンネルnew

 

new第零歌集『生殖の海』

ご購入はこちらnew


new歌をやり取りする

facebookグループnew

*:..。o○ ○o。..:*

 

 

及ばぬ高き姿を体現する

子宮系歌人 梶間和歌です。

 

 

twitterで起こった

ある出来事をネタに、

短歌業界の問題点について

書いてゆく記事です。

 

昨日までの記事を

先にお読みくださいね。

 

【第1章】

【第2章】

【第3章】

 

 

 

 

 

 

結社で選者を務めている方の

歌集が

半年で13冊しか売れないのが、

この業界。

 

その実態を踏まえると、

 

 

そんな業界のなかでのみ

活躍する、生き残ることを

考えたとして、

 

その未来は

あってないようなものでしょう。

 

 

 

というのが、

言いたい事のふたつ目でも

あります。

 

 

そんな、

お金の回っていない業界、つまり

市場の小さな業界でのみ

ウケのよい事をしていたら、

 

業界の未来とともに

私の未来も沈むわ。

 

 

 

だからこそ、私に限らず

業界を冷静に見ている若手は

 

業界の常識と違う行動

取るのですよ。

 

 

twitter歌人を、私は

そんなに評価していないけど、

 

twitterきっかけで

歌を詠み始めた人が
うちの結社にも入って
ぐんぐん才能を伸ばしている

例もある。



歌をまとめた冊子を
ネプリ(ネットプリント)で売る
という事をしている人もいます。

 

 

AKB商法というと

聞こえは悪いけど、

 

出版記念トークイベントの

入場の条件として

自分の歌集の購入を設定した

カン・ハンナさんや

佐佐木定綱さんのやり方は

まっとうだったと思いますよ。

 

(定綱さんのほうは、

 事前に買った歌集でもOKだったかな。

 どちらにしても事前に、もしくは当日

 自分の歌集を買うことを

 入場の条件として設定した)

 

(定綱さんのイベントは

 コロナパニックで中止になりましたが、

 やろうとした事は

 ビジネス上普通の事でした)

 

 

 

私だって、

大成功とはいえないものの

 

ブログをはじめとした各所で

8年育ててきた信用で

歌集を32冊売りました。

 

 

歌集の賞も新人賞も

何も取っていない私が、

 

長年体当たりで自営業してきたり

ビジネスやネットビジネス全般を

学んだりしてきたなかから

使えると判断したやり方を

 

短歌業界の常識に囚われず

採用してきた結果、

 

とりあえずの数ではあるけど、

32冊売った。(プラス3冊贈呈)

 

 

やり方は業界で普通の事じゃない。

 

「歌人です」と自分で名乗ることも、

 

ブログで自分の知識や考えを

発信することも、

 

自分のコミュニティを育てることも、

 

出版社を通さずに

私家版の歌集を出して

すでにいる読者さんに

買ってもらうことも、

 

 

短歌業界外では普通の事、

ビジネスの基礎的な事だけど

 

短歌業界では全然普通じゃない。

 

 

 

2014年に『短歌往来』に

作品依頼を頂いて

5首掲載いただいた時、

 

何人かの読者さんが

「梶間和歌さんの作品の

 載っている号を下さい」

と注文してくださった。

 

それについて、

ながらみ書房の担当の先輩が

驚いていました。

 

「名前で買ってくれるファンが

 もうそんなに育っているんですね」

と。

 

 

これね、

 

短歌業界以外では

当たり前だから。

 

むしろ私の読者の数、

当時もいまも

活動の割に少ないほうだから。

(それは歌風年齢800歳のせい)

 

 

 

短歌業界の実情、

多少伝わりました??

 

 

すべてを伝えきることは

できないけど、


市場規模の小さすぎる

 業界だな。

 そのくせ古臭さに凝り固まって

 市場規模の小ささ、未来のなさを

 あまり打開しようとしない

 業界なんだな」

 

という雰囲気は

伝わったのではないかしら?

 

 

私は現在34歳です。

 

人生百年時代は近いとか

もうそれに入っているとか

言われる昨今です。

 

 

“未来”のことなんか

ろくろく考えなくても

どのみち2、30年後には死ぬような

業界のオジサマ方と違って、

 

私たちには

生き延びなければならない

“未来”があるのよ。

 

 

 

 

もちろん、年配の方にも

若手の新しさを

肯定的に見守ってくださる方、

いらっしゃいますよ。

 

 

私は老害の問題点を

指摘しているだけで、

 

老害でない

高齢者世代の歌人のことは

批判していませんからね。

 

 

(まあ、今回の人、

 高齢者というには若めだったんだけどな。

 でも発想は紛うことなき老害でした)

 

 

 

なんにしても

大変不快な出来事であり、

 

業界のオワコンぶりの

ひしひしと感じられる出来事でも

ありました。

 

 

このブログの読者さんには、

歌を詠む方も詠まない方も

若手の方も年配の方も

それぞれいらっしゃいます。

 

私が問うているのは

年齢ではありません。

考え方や心の在り方です。

 

 

私の歌風年齢は800歳ですが、

精神年齢はいつまでも

若く柔軟でありたいものです。

 

願わくは、あなたも。

 

 

それでは、またね^^

 

 

【第1章】

【第2章】

【第3章】

 

 

*:..。o○ ○o。..:*

 

第零歌集のご購入はこちらから。

 

YouTubeチャンネル

 

梶間和歌の評論の掲載された

『短歌往来』2020年4月号はこちら

 

「現代短歌社賞」応募作8首抄

掲載された

『現代短歌』1月号はこちら

 

和歌・短歌みくじとして遊べる

LINE公式アカウント・*:.。

友だち追加

 

執筆、講義のご依頼はお気軽に・*:.。

キラキラ(執筆関係)

キラキラ(講義関係)