テレビ放送をご覧下さった皆様!
ありがとうございました!!
ご覧になれなかった方のために…後半レポ!!
リスペクトする さだまさしさんと同じステージに立つ事。
嬉しくて仕方ないけども、気持ちは「対決」。
その心持ちで臨むのはミュージシャンの性。
開演時間が刻々と迫ると、若旦那だけではなくスタッフまでもがどこか落ち着かない。
百戦錬磨の若旦那と言えど、この本番前には期待と不安が行ったりきたり。
そんな折、楽屋にさだまさしさんがいらっしゃって、
「若旦那のステージなんだから若旦那が好きなようにやりなよ」
力強くも安心する叱咤激励に、一同、気合いを入れ直す。
いつものテンションで、いざ「決戦」へ。
本番は、さだまさしさんによる軽快なトークから幕を開ける。
ギターの弾き語りで、ゆったりとメッセージソングを歌い上げる。
「ライブハウスとはこういうものだと教えてあげて!」
若旦那を呼び込むと、会場からは予想外(?)の歓声が。
さだまさしさんから、しっかりとタスキを受け取った若旦那は、
緊張の第一声を堂々と叫んだ。
「さだまさしさんの音楽を聴いて救われた。」常々公言する若旦那。
その感謝と敬意の念を全力で歌にのせ、オーディエンスに伝える。
結果的に、人生の大先輩も沢山いらっしゃる今回のライブ。
「手をあげていただけませんか?」
「一緒に歌っていただけませんか?」と少し謙虚にMCしたかと思いきや、
久々の「春一番」はお馴染みのラガパンク ver.でシャウト。
「暴れろぉぉォっ!!」
気がつけば、いつも通りの若旦那ステージになっていく。
限られた時間の中で、ライブハウス初参戦の皆さんに、
「ライブハウスのルール」を指南。
ヘッドバンキングして、拳を上げて、コール&レスポンス・・・。
最初は弱々しくフロア一面に掲げられた手は、後半にはチカラ強く延びる。
「何かひとつ」や「愛してる」など、若旦那流定番曲を叩きこみ、
ラストの「いのち~桜の記憶~」で、
「サンキュー フォー さだ サンキュー フォー まさし」替え歌でトドメ。
「初めまして、若旦那」の皆様も含む全員参加の大合唱は圧巻の一言。
全てを出し切った若旦那は、
異様な「熱」を残したまま、さだまさしさんにタスキを戻す。
そのまま 熱いステージを引き継ぐかと思いきや、
さだまさしさんが一曲目に歌ったのは名曲「防人の詩」。
この「老獪」とも言えるテクニックには、もう脱帽としか言えない。
タダタダかっこいい。
『U-30ライブ』に合わせてなのか、さだまさしさん自身が20代の頃に書き上げた楽曲や、
「主人公」や「風に立つライオン」などのヒット曲を中心に約2時間半に渡るライブ。
ライブハウスで2時間半は長いと思われる方もいるかもしれませんが、
実際には名人芸の域のトークと、心に沁みる歌の波状攻撃で、体感時間は実際よりも遥かに短い。
「もうラスト?もっと聞きたい!まだまだ終わらないでほしい!」と、
観客側から若旦那も歓声を飛ばしました。
ステージで繰り広げられた、さだまさしワールドに
「U-30ライブ」・・・・若い世代の心に熱く深く強く突き刺さったのではないでしょうか。
・・・「試合」が終わればノーサイド。
「ありがとう、またヨロシクな!!」
固い握手と共に「再戦」を約束し、ジャンルを超えた超異色な対バンは幕を閉じました。
さだまさしさん、関係者の皆様、ご来場下さった皆様!
本当にありがとうございました!!
ジャンルにとらわれず己の道を突き進む若旦那。
次は6月に「Especia」と「対決」。
今回とは180度違う闘いは、いったいどうなるのか・・・。
彼はどんな挑戦も拒まず、真っ向勝負するのみです!
若旦那vs Especia「バーサーズー」