神から人へ。
人から神へ。
神への問いはいつにても、聞きたきことのあるときには、何にてもよし。
問うがよからん。
さにて本日何を問うや。
(四つあります。一つめは、伊豆諸島での地震について。何かの知らせ、前兆、或いは何かを悟れとの神様のご意図なのでしょ
うか。そうだとすれば、何を悟るべきなのでしょうか。
二つめは、ここ数年来の異常気象について、やはり何かのご意図なのでしょうか。
三つめは、少年犯罪の頻発について。
四つめは、天皇家のお世継ぎがお生まれにならないことについて。
以上、今日は多うございますが、お答をお聞かせくださりたく、お願い申し上げます)
では答えん。
先ずは始めの地震について。
人は多くの天候、現象、自然の事物に意味を見出す。
なれど多くは神の意図にも、神の仕組みしことにもあらず。
多くの原因、根源は、人の積み越しし過ちにあり。
なれば悟るはこれまでの、己の罪を、過去を見よ。
そこに答は見えざるや。
人間心の浅知恵により、自然を破壊し、濫用し、今や荒廃、荒れ果てぬれば。
今の世界の異常気象も、その結果なり。
必然なり。
人の勝手な暴走により、自然の秩序を乱し狂わす、さなる愚かな物質文明、神の望まぬ繁栄なれば。
今、このときに、この瞬間にも、地球の無数の国々にて、自然を破壊す人の騎(おご)りよ。
(何故、伊豆諸島なのでしょうか。日本人への戒めではないのでしょうか)
そもまた一つの必然なり。
日本の国の積み越し罪なれ、日本の人は悟るべし。
戦後の繁栄、享楽、退廃。
人の精神、魂に、溜まりし汚れを、禊(みそ)ぐときなり。
なれば神の怒りにあらず。
自(みずか)ら禊ぎて、浄め得ぬなれ、神の慈愛の禊ぎと思えよ。
神の恩愛、真(まこと)の愛は、人の真(まこと)の浄めにあれば、ただに物質、金銭のみの、利益にあらず。富ならず。
神の真(まこと)の慈愛を汲みて、神の心に適う国なれ。
(具体的には、日本人一人一人、何をすべきなのでしょうか)
先ずは心の浄化を急げよ。
人の不幸を遠くに眺めて、何もせぬこそ、罪なれば。
今は他人の不幸なれども、やがては己に及ぶものなり。
なれば他人の幸せ願い、無心の祈りで先ずは浄めよ。
自らの魂、心の奥底。
さにてその後、人のため、自らなせる献身、奉仕。
報(むく)いは心の浄めなるらん。
~続 神誥記 :今日の話題社: (2005/03)ひふみ ともこ より~
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