神から人。
神から人へ、教え下ろして、人に広げて、さらに後の世、次の世代へ、継がれ残され、伝わるように、人は考え、行動せよ。
神の教えは絶対なれば、この世が変わり、時移り、世代が代わりて、変遷せども、神のことばは受け継がれ、一部の人間、書物の内に、必ず残され、語り継がれん。
なれば、残せよ、心配せずに。
案じ憂(うれ)えて、何もせず、時の来るのを恐れるのみの、偽(にせ)の宗教、世にはびこらん。
なれど惑うな、だまさるるな。
嘘の教えはいつか滅びん。
滅び忘られ、跡なく消えん。
真の教えを残してゆけよ。
後(あと)に生まるる子孫のために。
後(のち)の世作る子らのため。
教えは絶対、普遍なれば、時の移ろい、時代の変化、科学の進歩も発展も、教えを変えることのなければ、人は信じて行うべし。
神の教えに従いて、生きて行い、安んじ長らえよ。
神の意に添い、教えに習い、素直に我を取り、宇宙に調和し、神への祈りを己の願いと、共に相和し、共振し、己の命の波動を高めば、神の力を我がものにせん。
神の喜び、楽しみは、さなる人間、子供らの、素直な精進、昇華なり。
共に相和し共鳴し、共に交流交信し、神の意を汲み、教えを移し、神の世界を地上に実現。
人の繁栄発展が、単なる物質、技術になく、心を豊かに富ませ潤し、人の心を高めることに、寄与するものにて あらまほしけれ。
~神から人へ〈下〉:今日の話題社:新版 (2003/09)ひふみ ともこ より~
http://www4.tokai.or.jp/kmh/index.html