早く馴染んだのは、プリンの存在が大きかった。
いつも愛嬌があり、誰にでも尻尾を振って甘え、
とにかく寂しがりやだった。
キャバリアとペキニーズのミックス犬なので、
見た目がなんとも愛らしくて、食いしん坊だった。
私がいつもおやつを持って行くので、いつしか彼女の中では
私=おやつ になっていたみたい。
時々散歩にも連れて行った。
昨日、隣家からすすり泣きが聞こえてきたので「まさか」とは思ったけど。
昨日夕方に会ったときは呼吸も荒く「プリン、苦しそうだね」となでてきたばかりだった。
今日も、朝一番で花束と最後のおやつを買って来た。
今朝、足の付け根にはまだぬくもりが残っていた。
火葬場が友引で休みな為、明日以降になる。
ありがとう、プリン。
プリンがいてくれたから、幸せだったよ。
14歳。最期まで頑張ったね。
苦しかったね。
ゆっくり休んでね。
もう、おやつ食べるのダメって言わないから。
安心して、眠ってね。
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