(1)2012年9月 輪島訪問記・舳倉島の午前の散策
9月11日~14日まで、8月末に引き続き、また輪島に行ってきました。
知人の80代のご夫婦を「わじまの海塩」のふるさと・舳倉島(へぐらじま)にご案内するため。
(日程が合わなかった方々、残念でしたね。また、来年の夏にも企画したいと思います)
8月の舳倉島では、海で泳いでアワビやサザエを採ったレポートでしたが、今回は、舳倉島散策バージョンをレポートしますね。
舳倉島は、輪島から50㎞沖にある、標高12.4m、周囲約5km、面積1.04km²の小さい島です。
前日、前々日は、天気はいいのに、風が強く波が高いということで、定期船が欠航。
でも、強運なワタクシですので、予定していた9月12日には、無事に船が出ました。
9時に輪島港を出発。多少、揺れましたが、船酔いもなく、大丈夫でした。
前日、前々日は、天気はいいのに、風が強く波が高いということで、定期船が欠航。
でも、強運なワタクシですので、予定していた9月12日には、無事に船が出ました。
9時に輪島港を出発。多少、揺れましたが、船酔いもなく、大丈夫でした。
舳倉島に10時半に着いて、まず、舳倉島製塩所を見学し、その後、貯水塔に上って、島の全景を眺めたあとに、港のある場所と反対側の散策を開始しました。
まだ、夏。両側に生い茂った草木のある小道。
この舳倉島は、大陸と日本列島を往復する渡り鳥にとっては格好の休息地で、全国からバードウォッチャーが集まる日本有数の野鳥観察のメッカになっています。
確認されている野鳥は約300種類を数えるそうですよ。
確認されている野鳥は約300種類を数えるそうですよ。
少し進むと海が見えてきました。
そして、奥津比め神社。遠く平安時代の延喜式神名帳に既に記載がある古社だそうです。
舳倉島には、神社が7つあるのですが、こちらは舳倉島の総本社。
福岡県に伝わる宗像三女神の一柱・田心姫(たごりひめ)が祀られていて、永禄年間(1558~70)に筑前国宗像郡鐘ケ崎から13人の海女達がこの地に漂着して海女漁を広めたという話と呼応しているということ。
福岡県に伝わる宗像三女神の一柱・田心姫(たごりひめ)が祀られていて、永禄年間(1558~70)に筑前国宗像郡鐘ケ崎から13人の海女達がこの地に漂着して海女漁を広めたという話と呼応しているということ。
この鳥居は、新しく建てられたもの。
狛犬。
こちらは、境内の一角にある大和田神社。病魔退散・鎮圧の神だそうです。
この神社に伝わる海獣葡萄鏡は能登半島の付根にある寺家遺跡出土の鏡と同笵とされ、舳倉島が古代の国家的祭祀場だった可能性も指摘されているそうです。
こちらは、伊勢神社・通称やしろ様。
こちらは、伊勢神社・通称やしろ様。
さらに進むと、港側で、灯台や貯水塔が見えます。
漁師さんや海女さんの家。空き家も増えています。
漁船の船着き場。
海に近づいてみると、なにやら白いものがいっぱい。
よく見ると・・・。
肉眼でこんなに見られること、びっくり。圧巻でした。
海水温は高くても、クラゲが出るからもう泳げない、と言われたのを納得しました。
海水温は高くても、クラゲが出るからもう泳げない、と言われたのを納得しました。
この後、民宿つかさで昼食。明日に続きます。