からだキレイダイエットのオキテ「塩を替える」by南清貴『豆と油で生まれ変わる』
「ナチュラルエイジング」を提唱するフードプロデューサー・南清貴さんの新刊本『からだキレイダイエット 豆と油で生まれ変わる』(発行・マイナビ、2012年6月30日)。
昨日に引き続き、からだキレイダイエット強化編のオキテ「塩を替える」について、引用してご紹介いたします。
次にキッチンにある塩を見てください。化学精製塩を使っている人は、今すぐ、天然の塩に替えましょう。
塩、油、水への体への欲求。どれもちゃんと満たしてあげない限り、いつまでも続きます。
中でも、とくに塩への要求だけは、ちゃんとした塩で満たしてあげてほしいのです。
あのサラサラの化学精製塩(塩化ナトリウム)を、間違っても塩だとは思わないでください。
自然塩と、化学精製塩はまったく違うものです。
自然塩は、海水から自然な方法で得られるため、マグネシウムやカルシウム、カリウムなどのミネラルを含みますが、化学精製塩は工業的につくり出される塩で、塩化ナトリウムが99%以上を占めます。
塩化ナトリウム(NaCl)を多くとり過ぎると、ナトリウムの濃度だけがからだの中で高くなり、体内のミネラルバランスが崩れてしまいます。
当然、からだは、ミネラルのバランスをとろうとして、また塩を要求します。
ナトリウム以外のミネラルが含まれない化学精製塩をとり続けると、欲求が満たされないままナトリウムの値だけが上がり、「いつもしょっぱいものが食べたい」という負のスパイラルに陥ってしまいます。
お漬物にも醤油をつけたり、お刺身を醤油でべしょべしょにして食べたり、ラーメンの汁を最後の一滴まで飲んだりするような人は、化学精製塩のとり過ぎで、塩依存症になってしまった人だといえるでしょう。
天然の塩に替えると、塩への過剰な欲求はおさまります。味が濃いので、少しでからだが満足しますから、全体の量も減って、結果的にからだにいい。
天然の塩には、海塩と、外国から輸入されるようになった岩塩があります。どちらを選ぶかは好みもありますが、日本で暮らす人には海塩が合うでしょう。
日本の土には火山灰の成分が多いですから、土中にも水にもミネラル分があまり豊富ではありません。
海塩にはナトリウム以外にも、いわゆる微量元素、ミネラルといわれるもののほとんどが含まれています。
海塩を適切にとっていれば、塩に対する強すぎる要求は生まれません。
では、とる量はどのくらいがいいでしょうか?
これも、からだが教えてくれます。食べたときに「甘い、おいしい」と感じるのが、今のあなたにとってベストな塩加減。これは日によって変わります。
自分のからだに問いかけながら、塩の量を決めるのが大切なのです。
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ということです。
「では、実際にどんな塩を選んだらいいの?」と迷ったら、南清貴さんのオススメの塩、ミネラルバランスのいい「わじまの海塩」をどうぞ!!
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他の章も興味深い内容ですよ。ぜひ、本を買って読んでくださいね。