辻クリニック院長・辻直樹先生の内部被ばく対策のお話
放射能の内部被爆というのは、以下のように2種類あります。
*直接作用:取り込んだ放射性物質から放たれる放射線によるDNAなどの障害
*間接作用:取り込んだ放射性物質から放たれる放射線によって活性酸素が大量に生まれ、それによる酸化劣化障害
そして、次のような過程で、病気として発症されます。
直接作用/間接作用→細胞の障害→劣化障害、酸化障害→ガン、動脈硬化、神経障害など(ここで初めて病気と認定)
このうち、間接作用が80%ということ。
そして、ヨウ素やセシウムなどの放射性物質が問題視されていますが、そもそもこれらは「ミネラル」で体に必要なもの。問題なのは、放射性ミネラルと呼ばれ、『放射能を持ったミネラル核種』です。
放射性核種には次のようなものがあります。
*炭素14
*カリウム40
*ヨウ素131
*セシウム137
*ストロンチウム90
*ウラン238
主な侵入経路は
*肺:空中に漂う物質が呼吸を通して侵入
*皮膚:空気中や入浴、シャワーなどによって皮膚表面に付着(もしくは接触)したものが侵入
*消化管:水は食物中に含まれる物質が食事と共に消化管(小腸)から侵入
です。
これら「体内侵入」から身を守る方法は
*濃度を落とす
*吸収率を落とす
という方法しかない。
ようするに『0にする』ではなく『量を減らす』『確率を下げる』という考えが必要だ。
とのこと。
具体的防護の方法は各侵入経路によって違うが、大きくは
*絶対量の削減
*希釈法
*キレート法
に分けられる。
「希釈」というのは、薄めるということ。
「キレート」というのは、ギリシャ語で「カニのハサミ」という意味で、アミノ酸や有機酸によって有害物質をカニバサミのようにはさみ込んで、吸われにくくするということ。
「キレート」というのは、ギリシャ語で「カニのハサミ」という意味で、アミノ酸や有機酸によって有害物質をカニバサミのようにはさみ込んで、吸われにくくするということ。
各部位の具体的方法は
*肺:マスクをする。空間線量の高い日は外出を控える/換気扇を止める。
*皮膚:長袖を着る。バスミネラルを使う(希釈法)、キレート入浴剤を使う(キレート法)
*消化管:食物を吟味する。ミネラルを摂取する(希釈法)、乳酸菌を摂取する(キレート法の一種)
となるであろう。
つまり、毎日、できることは、
*食品/水を考える
*安全なミネラル摂取による「希釈法」を徹底する
*間接作用と考えられる「活性酸素」から細胞を守る
ということでした。
ということでした。
難しくなってしまいましたが、要するに、いいミネラルを摂ることで、悪いミネラルが吸収される率が下がるということです。
体内のミネラルが不足していると、悪いミネラルが居座ってしまうので、体をいいミネラルで満タンにしておきましょう、ということでした。
天然塩、海水塩、オリーブオイル、そして、ビタミン・抗酸化力が多い色のついた野菜、果物などを摂ることが大事、とおっしゃっていましたよ。
赤ちゃんが育つ子宮の中の羊水は、海水のミネラル成分と似ているといいますが、その海水の中でも、不純物や重金属を取り除きながら、濃縮した「わじまの海塩」「わじまの水塩」。
自分は、重要な仕事をしているのだと意識新たにしました。
「わじまの海塩」「わじまの水塩」、みなさんの毎日の良質なミネラル補給に、お役立ててください。
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