埼玉・行田「はす蔵」から忍城・足袋蔵・埼玉古墳へ
2010年10月16日放送の東京テレビ「出没!アド街ック天国」埼玉・行田。
第15位の「横田酒造」さんの酒蔵を利用した「はす蔵」さんで昼食 を食べてから、行田観光をしてきました。東京からここまで食べにくるだけでは遠いですから、他にどんな見所があるか自分の目で確かめなくては・・・。
まずは、アド街ック天国「埼玉 行田」第29位・無料レンタサイクルを借りました。市内6ヶ所で貸出・返却OKです。私は東行田駅の前で。
駅前の事務所は無人の時間でしたが、自転車を持っていき、商店街のどこかの店に申請書を提出すればいいのだそうです。おおらか。
行田は、「蔵」と「はにわ」がトレードマーク。(この「蔵」マークは「はす蔵」さんの建物です)
では、ここからスタート。
アド街ック天国「埼玉 行田」第2位・忍城(おしじょう)跡。
関東七名城の一つ。難攻不落の名城と讃えられた城だそうです。
豊臣秀吉が小田原征伐の際、豊臣方の石田三成がここを水攻めにしたそうですが、落城せず、忍城は浮くのか、とも言われたそうで、「忍の浮き城」という別名を持っています。
和田竜の歴史小説「のぼうの城」の舞台。映画化決定で、撮影開始・来年公開。野村萬斎・佐藤浩市・成宮寛貴出演。これから流行りそうですね~。
イメージ写真の撮影中でした。
休憩中にポーズをとってくださいました。「歴女」が萌えそう(?)
忍城(おしじょう)を出て、次は、アド街ック天国「埼玉 行田」第23位・「足袋蔵のまちなみ」。
忍城にあった蔵の地図を見て、あたりをつけて自転車を適当に走らせて、蔵をみつけていきました。
綿花の栽培が盛んだった事などから、行田は足袋作りの街として発展し、最盛期には全国シェアの8割を誇ったそうです。ところどころに足袋の蔵があります。
こちらは大正から昭和のはじめに建てられた足袋蔵。
レンガ建て。
これは今も残る酒屋さんの商品倉庫だそうです。昭和2年に建てられたもの。
蔵探しを終わりにして、、しばらく街道をもう一っ走り。そして、アド街ック天国「埼玉 行田」第1位・埼玉古墳群へ。
こんなところにどんな古墳?とたかをくくっていたのですが、入り口の最初にあったのがこんな古墳。
愛宕山古墳。全長53mの小さい古墳。やっぱりこの程度か、とがっかりしながらも奥に行くと、はすの池。行田の名物の「はす」と「蔵」で、「はす蔵」という店名にしたんですね。
そして、ちょっと高い山がありました。丸墓山古墳。高さ19m。6世紀前半のもの。
豊臣秀吉が天下統一を進める1590年、家臣の石田三成は、秀吉の備中高松城の水攻めにならい、忍城を水攻めにします。その際、城がよくみえるこの古墳の上に陣を張ったそうです。そして、さきほどの忍城(おしじょう)まで、利根川を利用して総延長28キロメートルに及ぶ石田堤を築いて水攻めにしたのだそうです。
登ってみました。頂上についてびっくり。行田市全景が見渡せそうな高さです。
そして・・・、ありました、見えました。立派な前方後円墳。右側が前で四角く、左側が後ろで丸いという形です。
この上の写真は、将軍山古墳。
あちらにもこちらにも古墳が見えます。ワクワクしてきました。
上のもう一つの古墳にも登ってみました。
これは、稲荷山古墳。全長120m。5世紀後半のもの。ここで見つかった副葬品は国宝に指定されているそうです。
ここが古墳の前と後ろのくびれ。
降りて、出口の方にいくと、二子山古墳。周囲をお堀が二重に取り囲み、かつての「武蔵の国」で最大の古墳だそうです。6世紀初め頃のもの。
平日の午後でしたが、お子さんの遊び場、シニアの憩いの場にもなっていました。
そして、駅に戻って、約2時間半の遠足でした。
アド街ック天国「埼玉 行田」第6位のB級グルメ代表・「ゼリーフライ」は、いろんなところで1個売りされているのかと思いましたが、そうでもなく、上りや看板はたくさん見つけたのですが、中途半端な時間には営業していない店ばかりで。おやつに食べることはできませんでした。
ということで・・・、休日に、ご家族で埼玉・行田の「はす蔵」で食事をして、忍城や古墳を見て、歴史を振り返る、という遠足もいいですね。
次の日も休みなら、観光後に、夜の食事をして、ゆっくり帰るのもアリですね。
そして、「はす蔵」で、わじまの海塩、よろん島きび酢本舗さんのきび酢、ベリタリアさんオススメのオリーブオイル、川熊味噌三代目さんの仙台味噌を味わって、そして、売店でそのお土産を買っていくのも忘れずに。
ちゃんちゃん。
埼玉・行田「はす蔵」のURL: http://www.hasugura.com/
「はす蔵」のランチ訪問記: http://ameblo.jp/wajimanokaien/entry-10681102129.html