②「アンチエイジング」のディナー at リストランテ・ヒロ・丸ビル店 | 橋本三奈子のSalt Revolution(わじまの塩に魅せられて)

②「アンチエイジング」のディナー at リストランテ・ヒロ・丸ビル店

9月7日。「リストランテ・ヒロ 丸ビル店」で、丸ビル8周年特別ディナーのイベント。


高知県山下農園代表・「超自然農法」有機農法のプロ・山下一穂氏、順天堂大学大学院医学研究科加齢制御医学講座准教授・アンチエイジングライフスタイルアドバイザー、横浜クリニック院長・青木晃先生 をゲストに、お二人のお話を伺いながらのお食事でした。


先生方のプロフィールやお話の内容、そして私のスピーチの内容は、前回のブログでご紹介しています。

http://ameblo.jp/wajimanokaien/entry-10645940508.html


青木晃先生のブログ でも、わじまの海塩、ご紹介いただいています。


今回のディナーのメニューは、青木晃先生が、料理長・大島今日シェフと一緒に考えられたそうです。


では、青木晃先生のメニュー解説書の文章付き(青字で示します)でお料理をご紹介します。


・焼きトウモロコシの冷たいエスプレット、炭塩のアクセント


輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-トウモロコシのスープ


トウモロコシにはビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンB群は脂肪の代謝にも関与していおり、不足するとダイエットの妨げにも。


トウモロコシの黄色は、ゼアキサンチンという、目の網膜にある色素で、抗酸化作用も持っています。


・茄子の乳酸菌でマリネした鯖の軽い炙りと焼茄子、輪島のへしこを添えて


輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-サバのマリネと焼き茄子

(へしこを焼いたものを細かく砕いて、調味料として使っていました。)


鯖には、DHA、EPAという身体に良い脂として知られるn-3系不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。DHAは脳を活性化させ、EPAは血液をサラサラにする作用や抗ガン作用があります。


DHAやEPAは加熱による酸化を受けやすい脂肪酸なので、調理法も軽く炙る程度の火入れにしています。


茄子の紫色の成分(アントシアニン)にも、抗酸化成分がたっぷり含まれています。


・50品目の野菜のサラダ、チーズのエッセンスとともに


輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-50品目のサラダ


5色の色(赤、白、黄、緑、紫)を意識した野菜は、第7の栄養素・ファイトケミカルを含んでいます。野菜や果物には、活性酸素を除去する抗酸化成分が多く含まれています。


・秋鮭の低温コンフィと熟成にんにくパン粉 黒オリーブと玉ネギのピュレ


輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-秋鮭のコンフィ


鮭のオレンジ色には、アスタキサンチンというアンチエイジング成分が豊富に含まれています。


アスタキサンチンには、抗酸化作用、メタボ改善効果、筋疲労の軽減、眼精疲労低減、脳の認知機能低下予防などの作用があることがわかってきました。


・ボタン海老と日本山人参、酢みかんのリゾット 海老の頭のから揚げも添えて


輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-リゾット


炭水化物は血糖をあげてしまうので、日本山人参という血糖を上げにくくするハーブを使って、リゾットを作りました。


ボタン海老にも、アスタキサンチンが含まれています。


・山下農園のジェノヴェーゼ(バジリコペーストのパスタ)


輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-ジェノヴェーゼ


ハーブのハジルの香りの成分には、ガンの発症に関連する活性酸素の発生を抑制する作用があることが報告されていたり、がんに対する免疫力をアップするβカロチンも豊富です。


アメリカの国立ガン研究所でも、がん予防に有効な植物性食品の中にバジルを入れています。


・川俣軍鶏胸肉のローストともも肉のコンソメスープ フルーツと木の実のモスタルダ


輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-鶏胸肉のロースト

(手前に、「わじまの海塩」が添えられています。)


鶏胸肉には、カルノシンという持久力・瞬発力に関連する成分が豊富に含まれています。


フルーツと木の実のモスタルダ(マスタードシロップ漬け)からも抗酸化成分が補給できます。


・薔薇のパフェ


輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-薔薇のパフェ

(島根県の無農薬のバラ園のローズウォーターを液体窒素で氷にしたもの。)


アンチエイジングなライフスタイルとは、日常の中でできるだけ五感を刺激することでもあります。味覚だけでなく、視覚、嗅覚、触覚を刺激してみてください。


・ハーブティー


輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-ハーブティ


レモングラス、ミント、ローズマリー、カモミール、ローズヒップをブレンドしたアンチエイジングティーになっています。


抗酸化に加え、免疫力アップ、デトックス(解毒)がポイントです。


そして、ワインはイタリアの自然派のワイン5種類が出ました。野生酵母だけで発酵させた、ノンフィルターのワインや、白ブドウの皮まで使って「自然派醸造」で作られたローズ色の白ワインもありました。


青木先生から、「今日のメニューは、アンチエイジングの腹八分目を違反してます、夜にこれだけ食べて飲んだので、翌日の朝食は抜いたほうがいいです」と。


はい。ちょっと食べ過ぎですね。


でも、「人は食べなければ、生命維持ができない。であれば、種の保存本能は、カラダにいいもの・必要なものを、おいしいと感じるようにできている」・・・そのように再認識したメニューでした。


そうそう、お客様で来ていた、青木晃先生のご友人の歯科医ドクターが、「わじまの海塩」について、「このお塩は美味しい!他の美味しいお塩と比べてもパワーが違うなぁ~」と仰っていたそうです。