①「アンチエイジング」のディナーat 「リストランテ・ヒロ・丸ビル店」
時間が前後しますが、9月7日。「リストランテ・ヒロ 丸ビル店」で、丸ビル8周年特別ディナーのイベントがありました。
ゲストのお話を伺いながらの「アンチエイジング」をテーマにしたディナーでした。
ゲストのお一人は、高知県山下農園代表・「超自然農法」有機農法のプロ・山下一穂氏。(写真がブレました。すみません)
1950年生まれ。28歳まで東京でバンドマン。東京の生活で身体をこわし、高知に帰郷して、1981年、有機農業での新規就農。それをきっかけに、慢性の体調不良から解放され、有機農業の振興こそが自分の使命であると決意。
2006年より、土佐自然塾で、土づくりから、野菜の販売まで指導。著書に「超かんたん・無農薬有機農業」(農村報知新聞社)。
プロジェクターに、山下農園の様子を映しながら、自然農法や、収穫される野菜の紹介がありました。
自然に育った新鮮な野菜はおいしい、おいしいものを食べていれば健康になりますよ、というお話でした。
もうお一人のゲストは、順天堂大学大学院医学研究科加齢制御医学講座准教授・アンチエイジングライフスタイルアドバイザー、横浜クリニック院長・青木晃氏。
青木晃氏:
1961年生まれ。1988年防衛医科大学医学部卒業。防衛医大・東大医学部付属病院などで、糖尿病、肥満病患者の診察を通し、従来の日本の保険医療の限界を痛感。
日本の生活習慣病の撲滅のため、アンチエイジング(抗加齢)医学のフィールドに入り、アンチエイジング医療を実践。
医学としてのアンチエイジングの本質は「健康長寿」。若返りを主とした美容的なものではなく、身体の内側を健康にするということだそうです。
アンチエイジング医学の3本柱は、「食」・「運動」・「生きがい」だそうです。
「食」で重要なことは、以下の4点ということでした。
・活性酸素による酸化ストレスを抑制すること
・ホルモンを枯らさないようにすること
・メタボにならないようにすること
・免疫力をつけるということ
そして、食事の途中で、大島料理長から「せっかくの機会なので、橋本さんからお塩の紹介をしてください」と。
急なご指名だったので、「心の準備ができるまで待ってください」とお願いし、食事の合間に、話を組み立てて、いざ。
大島料理長から、「今年出会った食材の中の一番のものです」と「わじまの海塩」を紹介してくださり、「今日は、その販売をしている株式会社美味と健康の橋本三奈子社長が来ています」と、私にマイクを。
以下について、説明しました。
・「わじまの海塩」は体温と同程度の低温で結晶させているのでミネラルがイオンの状態に戻って機能しやすいこと。
・1972年から2002年まで専売制の下、日本では塩化ナトリウムだけの塩を使わされてきたこと。
・マグネシウムが、高血圧やインシュリンの働きを調整すること。
・マグネシウムが酵素を活性して、酵素分解を促すこと。
・塩化ナトリウムは、酵素や乳酸菌の働きを抑制すること。
・「わじまの海塩」はナトリウムとマグネシウムの比率が人の血液に近いということ。
・そのミネラルバランスが、酵素分解や発酵に適していること。
・また、カルシウムとマグネシウムの比率が、北海道や沖縄の長寿村の湧水と同じ2対1であること。
・「わじまの海塩」に魅せられて、去年の4月に富士通を辞めて起業し、東京大学医学部の同窓会「鉄門会」の理事をしている寺下謙三先生のご支援などをいただきながら進めていること。
以上。緊張しました~。
でも、今日のお客様は、おいしいものを食べて健康長寿でいたいと思って参加されている方々。ぜひ「わじまの海塩」についてお伝えしたい、と頑張りました。
そして、帰りには、リストランテ・ヒロから、お客様へのお土産がありました。
福井県若狭町の「瓜割の滝」で採水された「わかさ瓜割の水」というミネラルウォーター。そして、「わじまの海塩」でした。
7月19日・20日の輪島・舳倉島の取材に同行して製塩所を見学してくださった大島シェフとの出会いは、急展開で大きくなりました。
今回のイベントでは、山下一穂さん、青木晃先生、そして、お客様にも、新しい出会いがありました。
お料理は、明日のブログでご紹介しますね。