宮崎県、口蹄疫の現状について
日本の食は世界トップ。その食のトップ日本が誇る一つに和牛があります。
日本の霜降り肉は、世界の他のどこの地域にもマネができないものです。一朝一夕で育てられるものではないからです。いい子牛を産むいい種牛を育てるには10年かかるそうです。
さて、霜降り肉と言えば松坂牛がブランドですが、その松坂牛の子牛のお父さん(精子)は、宮崎県の種牛なのだそうです。
宮崎県、口蹄疫が広まっています。被害を抑えるため、健康な牛でも殺処分する必要があるそうです。5月16日までの累計で口蹄疫101例、殺処分対象は82,411頭。
とうとう、このトップクラスの種牛のいる家畜改良事業団(高鍋町)まで口蹄疫が拡大してしまったそうです。
事業団にいる種牛49頭と肉用牛259頭は殺処分決定。エース級6頭だけは、既に分離管理されているそうですが・・・、6頭だけです。
殺処分するには、後の補償のための一頭一頭の算定評価をしなければならない。でも、その人手が足りない。
殺処分するにも専門家(獣医師)が必要。でも、その専門家が不足している。
処分したものは埋めなければならない。でも、土地の借用・購入、地主や近隣住民・農家等の同意、また、地下水や岩盤等の調査が必要で、土地が足りない。
そんな状況で、町じゅうが消毒のための石灰で真っ白にされ通行止めだらけ、防護服姿や自衛隊だらけ。人の出入りが多い所は感染の可能性が高いので、買い物にすら行けないということになっているそうです。
風評被害を防ぐため、全国ネットのマスコミには、かん口令が敷かれているようです。
私としても、一般に広まることで、牛肉を扱う飲食店の方にご迷惑をおかけすることにならないか?宮崎県産のものが不要に敬遠されてしまわないか?善意のボランティアが手伝いに行くことでウィルスが他県に拡大してしまわないか?観光に影響を与えないか?・・・正直、とても心配です。
ところが、豚舎を経営の家のお子様が家計を助けるために学校をやめて働くことにした、いう記事を読んで、悩みぬいた末に、読者の皆様の良識を信じて書くことにしました。
市販の牛肉は大丈夫です。そのために、宮崎県の方ががんばっていらっしゃいます。
ぜひ、宮崎県の方の生の声をお読みください。義援金を募っています。
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