(3)IT会社を辞めて、塩の会社を起業した理由
私が、なぜIT企業を辞めて、塩の会社を起業したのか、という理由をご紹介しています。
(1) では、父が肝臓癌になり、手術をして、抗がん剤を受けずに退院した話。
(2) では、その手術でC型肝炎にかかった父が、18年後、肝臓癌になり、肝硬変で入院した話。
続きです。
私が泊まり込みだった日に、もらったまま、読んでいなかった本を2冊持っていきました。
1冊が「病気にならない生き方」(新谷弘美・2005年・サンマーク出版)と、もう1冊が「食品の裏側―みんな大好きな食品添加物」(安部司・2005年・東洋経済新報社)」でした。
それまで、私は、健康のことも、食品のことも、ほとんど考えたことがなかったような人間だったのです。こういう系統の本を読んだことは初めてでした。ストーリーを追うようなものより、気軽に読めるかな、というぐらいな感じで選びました。
「病気にならない生き方」は、30万例以上の胃腸を見てきた胃腸内視鏡外科医が書いた本です。
この本には、酵素の重要性が書かれていました。抗がん剤は、酵素を浪費し、人間の体には猛毒になること、新谷食事健康法で免疫力を高めてガン再発率0%ということが書かれていました。
「食品の裏側」は食品添加物の元トップセールスマンの書いた暴露本ともいえるものです。この本は衝撃でした。お読みになった方、いらっしゃいますか?
スーパーで売られているミートボール。これは廃棄寸前のクズ肉を30種類の「白い粉」で、おいしいミートボールにしてしまうという話。
著者は、これを自分の子供にだけは食べさせたくないと思い、食品添加物の会社をやめたということでした。
商品名は出ていませんでしたが、スーパーで売られているミートボール・・・・、ケチャップ味で、柔らかく、娘たちが好きで、温めるだけで済むものなので、私は、娘たちのお弁当にしょっちゅう入れていたのです。
廃棄寸前のクズ肉を使った食品添加物の塊だったとは・・・。背筋が寒くなりました。
続きます。