御茶ノ水・太田姫稲荷神社と母の日
昨日は御茶ノ水で打ち合わせ。神社紹介シリーズ(?)。御茶ノ水の太田道灌通りには、太田姫稲荷神社があります。
太田道灌の娘が天然痘にかかったときに、京都の山城国にある一口(いもあらい)稲荷神社にお参りしたところ、娘の病気が全快。そこで、道灌が江戸城を築く時、その鬼門除けとして、「一口稲荷」を移し奉ったのが始まりという神社です。
「病気を治す神社」ということで、熱心に拝んでいる方をよく見かけます。私も、自分の健康、家族の健康、知人の健康、大学時代の友人のお義母さんのご病気、ブログ読者のみっくさんのところのクルルちゃんの目のケガなど、いろいろ拝みました。
境内は小さいですが、太田道灌と山吹の伝説にちなんで、山吹があちこちに植えられています。
この伝説というのは・・・。
太田道灌が鷹狩りに出たときに、にわか雨が降ってきて、近所の農家に駆け込み、蓑を貸してほしいと頼んだところ、その貧しい農家の娘は、何もいわずに山吹の花を一輪さしだしたとか。
怒って帰った道灌は、弟子から「それは、後拾遺集にある
『七重八重 花は咲けども山吹の (実)みのひとつだに 無きぞ悲しき』
という歌に掛けたものだったのでしょう」と言われ、己の不明を恥じ、歌道に精進するようになったといいます。
というものです。ちょうどこの太田姫稲荷神社の例大祭で、おみこしがでていました。
奥に見えるドーム型の建物は、ニコライ堂です。
おみこしの先頭には、天狗さんが歩いていました。
御茶ノ水は、神田明神のお祭りの方が有名ですが、こちらの神社にも、けっこう担ぎ手が出ていました。
さて、昨日は母の日でもありました。
近所に住む実家の母に、くず社長 のところの「はな久寿餅」を贈りました。母ったら、私が目を離しているすきに、先に、きな粉をかけちゃったので、肝心のくぼみに、黒蜜が入らず、あまり美しくないですが・・・。
福袋のように、いろいろお楽しみが入っていた「はな久寿餅」の贈り物に、母も喜んでくれました。
そして、自分も母だということを忘れていたら、夜、娘がバイト代で、カーネーションとケーキを買ってきてくれました。照れる・・・。でも、やはりうれしいものですね。
あ、まだ、お塩の話を書いてないけど・・・、長くなってしまったので、これで終わります。
