パン作りの比較結果・「わじまの海塩」と「わじまの水塩」
先日、「わじまの海塩」と「わじまの水塩」を使ったパン作り をしたとご紹介しました。
比較実験なので、1枚づつ、食べずにおいて、ビニール袋に入れて、我が家の台所に置きっぱなしにしておきました。
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「わじまの水塩」の方は、2日たっても見た目がしっとり、パサパサになっていません。耳がまだ柔らかい。
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というところまでご報告していました。
さて、さて、この続きを報告しますね!
7日目です。二つの違いははっきりしてきました。
7日もたった食パンですので、普通に買ったものでも賞味期限が切れているようなものです。しかも、こんな季節の台所。食べ忘れていると、カビも生えますよね。
そう、だから右側の「わじまの海塩」のパンは、乾燥して縮んでしまい、緑のカビがポツッと生えてきてしまいました。
ところが、びっくり。左側の「わじまの水塩」。さすがに乾燥していますが、色も形も保っています!食パンで、7日目ですよ!
9日目です。
「わじまの水塩」の食パンにも、とうとうカビがポツッと出てしまいました。でも、「わじまの海塩」は、もうすっかり色も変わってしまって、気持ち悪いほどです。
パン作りをしたとき、イースト菌の発酵は、「わじまの海塩」の方が早く、優れていました。「わじまの水塩」の方は、菌の発酵は標準(精製塩を基準とした発酵時間の目安)よりも、遅いぐらいでした。
「わじまの水塩」は、マグネシウムの割合が多いのですが、イオンの状態になっているので、ナトリウムの殺菌効果・抗菌効果も優れているのです。
さすがに、パンを1週間ももたせる必要はないでしょうが、もう1日長く、あるいは、もう1時間でも長く、焼き立てのフワフワ感を保ちたいというような場合、「わじまの水塩」は適しています。
パンだけでなく、業務用の加工品作りにも適しているといえそうです。
