「幻の鶏スープカレー」に「わじまの海塩」!乞うご期待 | 橋本三奈子のSalt Revolution(わじまの塩に魅せられて)

「幻の鶏スープカレー」に「わじまの海塩」!乞うご期待

アメブロでおなじみの方も多いと思いますが、店舗を持たない「幻のスープカレー屋★メラ屋 」さん、毎月、スープカレーパーティを開催していらっしゃいます。


メラさんとは、下北沢の「高むら」で偶然お会いして、お塩をお渡ししたのですが、そのときには、「すみません、橋本さん、僕は、家の料理では使いますが、カレーの食材に対しては、頑固なんです。カレーには岩塩の方が合っているんです」とおっしゃっていました。


このメラさん、4月29日(木・祝日)に、第六回スープカレーパーティ★青梅の渓谷編~を開催予定。

そして、GWの5/3~5/7の5日間、やはりアメブロ仲間の「博多物語 」さんの店・「焼肉 和み屋」のランチタイムを借りて、幻の鶏スープカレー屋を出店予定。


そしたら・・なんと・・・、昨日、メラさんから「29日のカレーパーティに間に合わせたい」って、今日、「わじまの海塩」のご注文が入りました!!


カレーのルーツといえばインド。インドといえばガンジー。ガンジーといえば、イギリス支配からの独立運動。この独立運動の象徴となったのが「塩」なんです。


インドが、イギリスの植民地だったとき、高い税をかけられて強制的に使わせられていたイギリスの塩ではなく、自国で塩の生産・利用をすることが自立の証であると考え、海までの道のり350キロを一ヶ月近く歩くという非暴力運動で、イギリス政府への抗議の姿勢を示し、ついに、海水から一握りの塩を作りました。これが「塩の行進」と呼ばれるものです。


これが世界中に注目され、イギリス政府は、ついに海岸部の住民のみという条件付きで、インドに塩を作る許可を与えました。1930年のことです。


なので、自由を得るために戦ったガンジーの栄誉をたたえ、カレーには岩塩よりも海塩が正統なんじゃないかな?と思う私です。


一方、日本は・・・。


塩の専売制のもと、1972年に日本中のすべての塩田が廃止され、イオン交換膜製法の塩や、海外からの塩の再生加工塩だけになり・・・、2002年、ようやく塩の生産・販売が完全自由化されました。(日本って遅れてる?)


その自由化があってこそ、能登・輪島に「わじまの海塩」が誕生しました。


どうぞ、イギリスとインドと日本、塩をめぐる自由と独立の運動の歴史、などにも思いを走らせながら、メラさんのカレーを味わってみてください。


鶏から取るスープと野菜に「わじまの海塩」で下味をつけていれば、美味しくないわけがない。食べてないけど、自信あります。



「幻の鶏スープカレー・メラ屋」:

4月29日のカレーパーティについてはこちら
5/3~5/7の博多出店についてはこちら



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