随分前になりますが、芥川賞が決まり、「推し、燃ゆ」が全文掲載された文芸春秋3月特別号を購入しました。
と言っても、購入した真の目的は小川洋子さんの「フィギュアスケーターの首」が読みたかったからなんですけどね。
(≧▽≦)
小川さんはこう書いています。
数々ある関節のうち、彼が最も魅惑的な動きを見せるのは首である。
この一文で大輔ファンならすぐに、小川さんは単なる同郷のよしみで高橋大輔を応援してくださっているわけじゃありませんね?筋金入りのファンですね?と悟ることでしょう。
ファンが愛してやまないガーーーっと回る首。
その魅力については、小川さんが流石な文章でまとめてくださっていますので、語彙力皆無のここでは割愛します。(どうしても気になるは文芸春秋3月号をなんとか探して読んでくださいww)
そんなわけで?大輔ファンの9割…いや、ほぼ全員近く、あの首の虜のはずです。
逆に言えば、あの首の動きが苦手というならシングル時代の高橋大輔のファンになることは難しかったでしょうね。(実際、身近に一人いたなぁ…)
誰にだって好みはありますもんね。
わたしにもどうしても受け入れられないものはあって、視線が下に落ちることによって首が前に出るような姿勢はちょっとイヤかな~。
さて、その首の動きがアイスダンサーとしてはネックになるとかならないとかいう話があるようですが、首の問題だけにwwww
いや、冗談言ってる場合じゃなく、それによって姿勢が悪くなるんじゃないかって言うのだからこれはわたしにとって大問題です。
首は回してほしい。でも姿勢が悪いのもイヤww
ズエワ先生にも姿勢については随分言われた様子だったけれど、さてどうなりますことやら。
ところで、正直わたしは競技復帰を手放しで喜んでいない派でした。
膝のこともありますし、アイスショーなどのエンタメ分野でもっと活躍してほしいと思っていましたし。
ただ、無謀とも思える選択はあとになってやっぱり正しかったよ!って思うことがほとんどなんですよね。
つまり、何が言いたいのかと言うと、高橋大輔ほど冷静で俯瞰からフィギュアスケート全体が見えている人はいないと思うし、ファンがあれこれ言う以上に色々なことをわかってj準備しているんでしょうから心配する必要はないんでしょうということです…って言いながら自分はやきもきするのが常ですがーー!
(;^_^A
何はともあれ、RDの全貌が明らかになる日が楽しみですね♪
さて、せっかくなのでw 芥川賞作品の「推し、燃ゆ」も、軽い気持ちで読んだのですが、これが思っていたよりもかなり重く、少し不器用な少女にとっての推しの存在を考えると胸がチクチクするし、自分はもういい大人なのに推しにこうしてうつつを抜かしていられることは本当に幸せなことだと改めて思います。
首だけじゃなく、ありとあらゆる関節を自由自在に操りながら氷の上で踊り始めた途端、聴こえなかった音楽が視覚として自分の中に飛び込んでくるのが高橋大輔のフィギュアスケート。
それがわたしにはどストライクだったことからこの推しを推し続ける生活は始まりました。
昨シーズンのかなだい演技には何か物足りなさを感じていました。
けれど、LUXEの黒い鷲を見てコレだ!とわかりました。
競技プログラムでもコレだ!と思わせてくれる日が来ると今は信じています。
推せる推しがこんなに長くパフォーマンスを見せてくれることに加えて、推しが2倍になったこと。
それは本当に幸運なことなんですね。
ありがたや、ありがたや~。
では。