集落の新年会 | LAND OF HOPE AND DREAMS

LAND OF HOPE AND DREAMS

It's gonna be a long walk home,
but meet me in a land of hope and dreams

今朝の我が家…

 

相変わらず体調不良なんですが、

今日は集落の新年会でして…

 

10時過ぎには隣集落にある食堂に行きました…

 

初めに総会がありまして、

区長さんはじめ、役員の方々からの昨年の報告があったりで、

こういう集まりが面倒だと思う人も多いですが、僕自身は部落の現状や人々の活動などがわかる良い機会だと思っとります。

我が集落は、実質的な戸数は34戸、

平均年齢は、市内ではトップ5の高齢化が進んでいて、64歳となります…

 

例年は2回行う空中散布を、昨年は1度だけにしたところ、

米の収穫に被害が出て、4割近くが二等米になってしまったんだとか(;・∀・)

田舎ではあるけれど、実際に米農家をされているお宅は4〜5軒といったところで、

これが実情なんすよねぇ。

 

利益が伴わなければみんな農家をやめていくわけで、

今後はますます農家率は減っていくことが容易に予想できますね…

 

少子化もどんどん進んでいっていて、

上のチビが小学校にあがるころは、通学圏内の小学校は統廃合される予定になっています(汗)

今年の小学1年生はたった9人らしいっすよ(;・∀・)

 

これが関東平野の片田舎で起こっている現実なわけですが、

もっと山奥の方の地域や、地方の田舎だったなら、更に深刻な問題が山積みなはずですね…

 

都会や住宅街に住んでいる人達は、こういった実情には全く無関心だろうけど、

いずれこのツケは田舎だけでは済まされないことに気づくハメになると思いますね…

 

農家が米をつくらなくなったら、食卓に日本米が出なくなりますからね。

国産の野菜も食卓に並ばなくなるしね…

 

そして、街でも田舎でも少子化になれば、自分達が歳を取った時にそれをサポートしてくれる次の世代がいなくなるわけで。

もちろん、人それぞれの考えや事情・境遇もあるとは思うけど、

昨今、安易に「結婚をしない」とか「子供をつくらない」…という考えの人が増えてきているように思えますね...

しかも、それを世の中のせいにするような流れが多々みられる気がします…

「家族」という最小な社会を構成する単位すら煩わしく感じる人々が増えていく世の中…それが当たり前な現実がやってくるかもしれないっすね

 

ただ、その流れがこの先何を招くかまで考えている人は少ないんじゃないすかね…

「歳を取ったら自分は誰にも頼らず、施設に入るから大丈夫…」なんて考えている人もけっこういるようですが、

高齢者が増えていく中、誰もが簡単に施設に受け入れられるとは限らない時代は確実に来るように思えますがね。

 

集落や街に人がいなくなるとどうなるのか…

みんな政治家や役人が勝手にやってくれているもんだと思っているのかもしれませんが、

実は、そういった単位での人の営みを自分も微力ながら担っているんだと…

田舎の住人の方が、そういう現実を目の当たりにしている分だけ認識できているような気がします。

 

現状が進んでいけば、恐らくニッポンは中国などの外国に呑まれてしまうように思いますね…

今回の韓国レーダー照射問題などもそうだけど、日本人ひとりひとりがどれくらい危機感を持つかってことについては同じような事柄にも感じます…

 

 

 

総会が終わると、そのまま新年会が開かれまして…

僕は体調がイマイチなのであまり飲みも食べもしなかったけど、

集落の方々とはなるべく積極的に話をするようにしています…

それぞれの人がどんな考えを持っているか、どんなことをやっているか、

そういうことを知るには自分から心を開かない限りは無理っすからね…

 

 

〆で出てきた如何にも田舎風なラーメン…

(中華そばと言った方が良いかも)

 

 

 

今回の総会で配られたしおり…

表紙の一番下に書かれていたことが、何ともほっこりさせてくれました…

 

 

新年会から帰ってきた僕は、そのままダウン…

本日は、寝て曜日となりました…(-ω- )チーン