昨日は都内に、線維筋痛症の内科的治療に行きました。
実は、3種類出ていた薬の内の一つが減って、嬉しかったです。
5月に治療を始めて以来、
処方薬は三種類。
まずは降圧剤。
もともと血圧が高めで降圧剤を飲んでいましたが・・・
7月に、先生の判断で、血液の状態が悪いので、
脳血栓などを起こしているといけないという事で、
他の検査をするクリニックで、脳のMRIを撮ってくるように指示されました。
実はその結果、脳動脈瘤が一つ発見されました。
「すぐ手術と言われるか経過観察になるか分からないけど、診察を受けてきて。」と
大きい病院の脳神経外科の先生を紹介され、
コロナ禍でややこしい最中、また体調がすでにとても悪いのに、
この上に手術なんてなったら耐えられないかもしれない、
と思いながら、本当に怖い思いで診察に行きました。
そうしたら、2.2mmの動脈瘤なので、まだ破裂する等の危険は少なく、
だんだん大きくなる人は4人に一人くらいで
その他は、一生大きくならない人もいる、という事で、
半年に一度の経過観察で済んでひとまずはホッとしました。
ただ、血圧が高いことは危険なので、
一生降圧剤でコントロールしていかないといけないという事でした。
なので降圧剤は無くすことは出来ません。
次に、血液をサラサラにする薬。
初診時、暗視野顕微鏡という特殊な顕微鏡で、
血液の状態を見ました。
そうしたらすごくドロドロの血の状態で、
貧血の反対の濃い状態、
更に連銭形成と言って、赤血球が銭をつなげたように連なっていて、
また糖化と言って、赤血球の膜が厚く硬くなっていて、
これでは赤血球が毛細血管まで入り込むことが難しく、
また厚い膜の為に酸素や栄養を体に置いてくること、老廃物の回収などに
支障がある、とのことでした。
それで血液をサラサラにする薬が出ました。
【血液の状態、赤血球の状態については、こちらの記事がとても分かりやすいです。
きんつう相談室 さんのブログをリブログさせていただきました。
「その1」から「その3」まであります。
「連銭形成」状態等の写真もあります。】
↓
また、心臓の働きを助ける薬、というのも出ました。
血液の状態、血流の状態、血圧等を診察の際は重視されます。
治療を開始して5か月ちょっと経ちました。
久し振りに、先生にお願いして、その暗視野顕微鏡で
昨日血液の状態を診てもらいました。
すると、連銭形成状態は変わらないながらも、
その赤血球の連なりの長さが1/4か1/3くらい短くなり、
また赤血球の膜も少し薄くなったように見えました。
それと、毎回診察時は血圧を詳しく計ります。
横になった状態で3回、その後、その寝ている台ごと縦に起こして、
立った状態で3回計ります。
その血圧測定の結果が随分良くなったとの事。
それで、「心臓の働きを助ける薬」はもういらないでしょうと言う事で、
一種類減らすことが出来ました。
ごはんの量を減らし野菜やキノコを多くとり、
焦げたものは食べないなど食事に注意し、
身体や赤血球の「糖化」や「酸化」を改善してきた結果が、少し目に見える形で出ました。
まだ2~3割の改善? なので、
今後も頑張らないといけません。
薬についてですが、先生はご自身が、お若い頃に
何の薬かは忘れましたが、
何かの薬の副作用で全身の筋肉に力が入らなくなり麻痺したようになり、
2年何か月も寝たきりを経験されて
もう死ぬかもしれないと思った事がおありだそうで、
薬選びや薬の処方について、とても慎重な方です。
最初の処方も、あなたは重症でこれらの処方は強い薬だから、
一度に長期間分を出せるものではない、と言われていました。
まだまだこれからですが、努力の成果が出て
一つ薬を減らせてとても嬉しいです。^^
(体調自体は、最近も余り良くないんですけどね。)