耕さない農業 | 主は私の羊飼い

主は私の羊飼い

アブラハム、イサク、ヤコブの神、神の子キリストを信じる信仰とは。
無農薬、無化学肥料、
ほとんど不耕起、
自然栽培で作った野菜、果物で
健康を維持する。
統合失調症と診断された娘との暮らし。

こんばんは。

 

今週10日は新月でしたが、すっかり忘れていて、思いっきり働いてしまいました。

じゃがいも植えの予定が伸びていたので、急いでしまいました。

反省し、今度からはしっかり新月の日には「休み」と書きこんでおこうと思います。

 

さて、最近、ダンナが「すごい農家の人がいた!」と言うので、聞いてみると、腰くらいまで延びた雑草の上から種をまいて、そのあと草をハンマーナイフモアで粉砕するだけ、と言う。

 

実際、その映像を見ました。

 

あれ?と思ったことが一つ。その方が粉砕していた草がシダだったこと。

まず、茨城ではシダが生えているところは私の知るところでは見たことないです。

たぶん、シダって温暖な地方の山間でしか生えないのではないでしょうか。

 

あれだけのシダが伸びている場所って、よっぽど土が肥沃なんだと思います。だから肥料もいらない。

 

そして、シダを機械で細かく粉砕したからできる農法なんだと思います。ほかの雑草ではそうそうできないし、手では粉砕できない。その方も30年間研究してきたからこそどこに何を作るかわかるようになったということですから、まず、関東で同じような農法をしようとしても、すぐにはできないと思います。

 

それと、私も今まで雑草を敷き草に使うと言う方の話を真に受けて実行してきましたが、去年あたりから枯れた雑草の下にダンゴムシがたくさんいて、出たばかりの芽を食べてしまったり、あまり数が多いと野菜の葉も食べてしまい、これは雑草がないほうが良いのでは?と思っていたところ、ある古い農業本に、雑草を敷き草にしてはダメだと書いてありました。理由はチッソ過多で繊維が弱いからだそうです。雨水にあって太陽で乾くころにはベッタリしてしまい、細胞が崩れると害虫のすみかになってしまう、とのことです。敷き草に使うのは、ワラなど、繊維が多くて強いものなら良いそうです。雑草はすべて、枯らして堆肥の中に入れましょう、と。

 

だけど、天然栽培に雑草は大事な存在ですから、作物が負けない程度に生やしたままにして、刈った草は通路に放ってしまえばそれほど害虫の被害もないかと思います。雑草が生えていれば、その根が土を耕してくれるし、益虫のすみかになりますから。

 

イギリスで自然栽培されている今橋さんは、米ぬかも使わないほうがいいと、言っているので、YouTubeを見るとけっこう米ぬかを使っている方が多いですが、私は今年は畝には使わないことにしました。通路には少しだけまきますが。

 

私も畝を固定して耕さない農法ではありますが、さすがに種をまくときは、雑草を除くために耕します。

 

玉ねぎの周りにはメヒシバの枯草といぬふぐり。

 

カブの周りはホトケノザといぬふぐり。

 

通路には、はこべとぺんぺん草、少しいぬふぐり。