統合失調症と診断された娘は悪霊に憑かれたのか | 主は私の羊飼い

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アブラハム、イサク、ヤコブの神、神の子キリストを信じる信仰とは。
無農薬、無化学肥料、
ほとんど不耕起、
自然栽培で作った野菜、果物で
健康を維持する。
統合失調症と診断された娘との暮らし。

シャローム! 安息日をありがとうございます。

 

今朝も朝日を浴びながらスワイショウしました。テレビ体操はさぼり。

 

3月に入っても寒いです。風も強くなってきました。

 

おととい、昨日と夏野菜の種まきをしました。

落ち葉堆肥はまだまだ発酵しないので、夜は冷えてしまいますから、発芽は遅いかもしれません。

 

じゃがいもは、7日に植える予定でしたが、翌日雪予報だったので見送りました。明日植えます。

 

今年は、ネギに力を入れたいと思っています。

ネギの葉にはニコチン酸が多いと言っているおじいちゃんがいました。ニコチン酸とはナイアシン、ナイアシンアミドの総称です。本屋でネギの栄養を調べても、ニコチン酸が入っているなんて書いてありません。私が思うに、ニンニクやラッキョウ、玉ねぎなどのネギ科の野菜には、苦味が強いものが多く、それがニコチン酸なのではないかと。違うかもしれないけど、でも体に良いことははっきりしています。これらを常食していれば、サプリは必要ないのです。

 

私は子どもの時から、祖母と母とで、ラッキョウ漬けを作るために、ラッキョウの根を切る作業をさせられていました。

こういう伝統食を自分で作らなくなった現代人に様々な病気が増えるのも当たり前なのかもしれません。

今年は、自然栽培(ダンナは天然栽培と言いたいと言うので今度からそう記します。)でエシャレットを作っているのでエシャレット漬けを作ります。葉っぱも一緒に浸けてみたいです。細いながらもネギ同様、結構あの半透明なヌルヌル分があって、捨てるのはもったいないなあと思っていました。

 

さて、入院中の娘ですが、天日塩とビタミンC、ナイアシンのサプリを摂って良いということで、それらを病院に預けました。

11日にカンファレンスがあるので、その時間の前に娘と面会の予約を入れました。1週間でそう簡単に効果が現れるとも思えませんし、忙しい看護師さんたちがしっかり娘にそれらを与えてくれているか疑問なので、あまり期待もできません。

 

娘は、1月頃から面会のときに、私に「ありがと。」と言うようになりました。そういう点では、薬の効用もあるのかな、と思えます。

 

娘が5年前に発症したときは、原因が全くわからず、ただ悪霊のせいだと思っていました。

娘が、高校2年の夏休みに3日間、原付バイクで群馬に行き、「竜に会ってきた。」と言ったときから、なんかおかしいと思っていました。その後も学校に行ったと見せかけて、千葉の神社に行っていたり、京都にある神道系の宗教に入信したいと言って、夜行バスで京都に行ったり、17歳の少女がそのような行動をとるのは、どう考えても悪霊に操られているとしか、思えませんでした。

でも、それは発症してから思ったことで、その当時は、娘が本気で信仰しているのなら仕方ない、くらいに考えていました。

 

統合失調症の症状として多いのが、幻覚と共に妄想です。

娘は、高校の親友にも、霊が見えると言っていたそうです。それと同時に、何冊ものノートに妄想の漫画を描いていました。

日本に可哀そうな仲間がいて、その人たちを助けにいかないといけない、と言いました。

また、自分は、この仲間たちのことをアニメにして、世界で有名なアニメーターになると。

また、自分はヨシュアの生まれ変わりであると。

そして、発症してからは、誰かが自分を襲いに来る、見張っている。テレビやネットの中で自分の悪口を言っている。など。これはこの病気の多くの人がそういう妄想を持ちます。なので、娘はパソコンの画面に物を投げつけて壊しました。

 

私が精神保健福祉士の資格を取るために社会福祉協議会と精神病院で実習をしたときに、会って話した当事者の方たちの多くや、今までネットで知った当事者の多くが、発症までに人間関係の悩みを抱えていたことがわかりました。

この罪深い世の中で、人間関係に悩まない人はいないのかもしれませんが、病気を発症する人たちは、とても純粋で、正直で、責任感、正義感が強く、なんでも抱え込んでしまう性格なのかもしれないということです。

 

それに耐え続けているうちに、ある日ブチっと何かが切れて、コントロールができなくなってしまう。それを正しく書けば、副腎の機能が壊れたということのようです。医学的なことは詳しくは書けないので、知りたい方は動画を検索してください。普通に検索してもわかりません。そういう大事なことは書いてありません。

 

 

今にして思うのは、娘は中学生の頃から少しづつおかしくなっていたということです。

 

ただ、前回紹介したホッファー博士の本にあるように、そういうストレスを抱えている間にどんどんアドレナリンが過剰分泌され、それが体内で酸化しアドレナクロムになるというわけです。博士自身や奥さん、仲間にアドレナクロムを注射するという人体実験をしたことが書いてあります。そうすると、皆に幻覚、妄想が現れたということでした。

 

たとえ、このようなストレスを抱えていたとしても、らっきょう漬けや天然栽培の野菜、ご飯、天然素材の調味料を毎日摂っていれば、このような病気にはならいはずです。

 

だから、なんでも悪霊のせいにするのは間違いです。

 

ヨハネの福音書7章で御子イエシュアが、ユダヤ人たちと会話している場面があります。

 

「『モーセがあなたがたに律法を与えたではありませんか。それなのに、あなたがたはだれも、律法を守っていません。あなたがたは、なぜわたしを殺そうとするのですか。』」19節

 

「群衆は答えた。『あなたは悪霊につかれています。だれがあなたを殺そうとしているのですか。』」20節

 

モーセの教えを守っていない人たちは、この世の教えに流されて、自分たちの否に気づかず、人が「自分を殺そうとしている。」と発言しただけで、悪霊につかれていると判断するのです。今では、そういう発言をすれば、即統合失調症だと診断を下して薬を飲ませます。

 

今朝朗読したマタイの福音書9:12,13で御子イエシュアが語られています。

「イエスはこれを聞いて言われた。『医者を必要とするのは丈夫な者ではなく、病人です。[わたしはあわれみは好むが、いけにえは好まない。]とはどいう意味か、行って学んで来なさい。わたしは正しい人を招くためではなく、罪人を招くために来たのです。』」

 

御子イエシュアは、ホセア書6章6節を引用されてこう言われました。

6節を見ると、「わたしは誠実を喜ぶが、いけにえは喜ばない。全焼のいけにえより、むしろ神を知ることを喜ぶ。」とあります。「あわれみ」と「誠実」は結構意味が違うように思えます。

 

いずれにせよ、御子イエシュアは、神の教えであるトラーを守り行なっていない人たちを招いておられます。

このときに、正しい人たちも少なからずいたわけです。たとえば、ザカリア夫婦や御子イエシュアの両親、シメオンややもめの女など。だからキリスト教が言うような、すべての人が罪を持って生まれたのではないのです。神様によってすべての人が「良い」状態に造られたのです。

 

申命記28章には、神の教えを守れば祝福、守らなければのろいがあるとはっきり書かれてあります。

 

のろいの中には、「主はあなたを打って気を狂わせ、盲目にし、気を錯乱させる。」28節 ともあります。

ということは、根源は悪霊のせいでも、栄養状態が悪いわけでもなく、神の裁きであるということです。

 

しかし、申命記30章では、主に立ち返るならば再び祝福を与える、と主は言われました。

 

マタイ9章で、取税人や罪人をあわれみ、ともに食事をし、祝福を与えてくださることを御子イエシュアは、教えてくださっています。

 

私もダンナも御子イエシュアを信じていたものの、その語っておられる真理を全く理解していませんでした。

 

御子イエシュアは、常にユダヤ人として生き、ユダヤ人に与えられた教えであるトラーに忠実でした。

 

「行って学んで来なさい。」と言われるのは律法学者のところに行って学べ、ということです。答えはトラーにしかないからです。

御子イエシュアが、死んでよみがえられたのは、ユダヤ人だけでなく、すべての人の救いのためであったからこそ、私たち異邦人もユダヤ人と同等の恵を受けられるようになったわけで、御子イエシュアを信じてさえいれば、トラーは守らなくて良いなどどは、御子イエシュアは、一言も言っておられないのです。律法は廃れたというのは、誤訳であり、カトリックの教えです。

 

間違った真理を信じていた私たちに主なる神様はあわれみを持って、強行的に私たちが主に立ち返るようにしてくださいました。それが娘の病気です。

 

神の民イスラエルは、捕囚というのろいに遭って初めて自分たちの愚かさに気づいたのでした。

 

 

娘が発症したとき、病院には行くな、薬は飲むな、とアドバイスをくれた姉妹が二人いました。

 

一人は自分が精神病院に何度も入院をした経験があり、今は薬も飲まずに済んでいるという人でした。彼女は異言で娘のために祈ってくれました。私たち夫婦に良いアドバイスもしてくれました。そのとき、私たちは教会から離れていたので、千葉にある悪霊追い出しをしてくれるという女性牧師の教会に行くことを勧めてきたのですが、私たちがすぐにでも行かなかったことに腹を立てて、絶交されました。

そのあと、その教会に行きましたが、女性牧師は、「自分は異言が与えられてないので、悪霊追い出しをしてほしいなら、自分の兄のところへ行きなさい。」と言われました。お兄さんの教会には以前行ったことがあり、子どもの名前が同じということで、奥様にもよくもてなしてもらいました。千葉まで娘を連れて行くにも大変だったのに、栃木に行くのは無理でした。それよりも女性牧師の対応に私は絶望してしまい、家に帰ってから大泣きしてしまいました。そんな私を娘は体をさすって慰めてくれました。そのときまでは娘にも救いようがあったと思います。そのとき娘は、病院には行ったものの、処方された薬は飲んでいませんでした。

 

もう一人は、やはり異言を語る伝道師でした。その方のブログで統合失調症を治すという記事があり、娘が薬で少し落ち着いていたときに電車で東京の実家に行き、その方がメッセージを定期的にしている家の教会に行くことを前もってメールしました。礼拝後、ある方のために長い祈りが別の部屋で行なわれたあと、残っていた信者の方たちと共に異言で娘と私のために祈っていただきました。それまで異言が与えられていなかった私と、娘にも異言を語るように練習させられました。

また、その伝道師は娘の話を聞くと、「それは幻覚ではなくて、神様からの賜物だから、見えたり聞こえたりするのは祝福だ。」と言いました。それを、私も娘も真に受けてしまい、薬は飲むな、と言われ、その夜から飲むのをやめました。

 

薬をやめて1か月経ったころ、娘の調子がまた悪化してきたのがわかりました。

千葉の教会にはもちろん通うことはできなかったし、私も牧師の対応に絶望しながらも、教会には行かないとダメだと言われて、また以前通っていた教会に行き始めました。

その教会の牧師の娘が、私たちが行っていない間に精神的に不安定になり、精神科クリニックに通って良くなったということで、そのクリニックを紹介してもらい、嫌がる娘にクリニックに行くように説得してもらいました。

それからまた、薬を飲むようになり、結局薬が効いているのか効いていないのかわからないまま、ズルズルと薬を飲み続け、ベランダから飛び降りてから、3回警察のやっかいになり今に至っています。

 

病院に行くな、薬を飲むな、と言うのは簡単です。そう言う人は、そういう症状を持った人のことを何も知らないのです。そう言うのならば、治るまで娘を預かってほしいです。

 

悪霊のせいだ、と言うのならば、悪霊を追い出す方法を教えてほしいです。

 

娘が発症して5年間、藁をもつかむ思いで、試行錯誤してきました。

 

結局通い出した教会では、かつて出るきっかけとなった問題が尾を引いていただけでなく、さらにお金にまつわる問題なども拡大しているし、教会員たちは、見かけは喜んで集っているようにみえても、一人一人と話しをすれば、それぞれが教会に不信を持っていることがわかりました。

こんなところに、神様はおられない。いるのは悪霊だと確信しました。

その根拠ともなったのが、昇天者記念礼拝の前の晩に、牧師婦人が、「夜中に多くの人の話声が聞こえた。おそらく昇天者たちが教会に集まって来たのだろう。」と数人が集まった祈祷会で話したことでした。

 

私は、御子イエシュアがいのちを捨ててあがなってくださった人々、御子イエシュアを救い主と信じた人々が、いまだ罪の中にいることを残念に思うし、かつての自分が同じであったから、なおさら皆に真理の道を共に歩んでほしいと願います。

 

でも、多くの人が聞いていても聞こえず、見ていても見えていないのです。世の洗脳から解かれたいと少しでも願うならば、必ず門が開かれ、いのちの道を見いだすはずです。

 

御子イエシュアは、何故ヨハネの黙示録で7つの教会に忠告をしたのでしょう。

どの教会も依然として、神のことばに忠実ではなかったからです。

 

「わたしは、愛する者をしかったり、懲らしめたりする。だから、熱心になって、悔い改めなさい。見よ。わたしは、戸の外に立ってたたく。だれでも、わたしの声を聞いて戸をあけるなら、わたしは、彼のところにはいって、彼とともに食事をし、彼もわたしとともに食事をする。」3:19,20

 

御子イエシュアは、宣教開始早々に「悔い改めなさい。」と言われました。それはトラーを守っていない人たちにトラーを守っていないことを悔い、トラーを守る生活をしなさい。と言われたのです。

 

「わたしを拒み、わたしの言うことを受け入れない者には、その人をさばくものがあります。私が話したことばが、終わりの日にその人をさばくのです。」ヨハネの福音書12:48

 

ソラマメの花が咲き出しました。

 

沈丁花も良い香り。

 

クリスマスローズもきれい。名前変えてほしい。

 

同じ部落でダンナの同級生の庭にある夏ミカンをいただきました。

毎年なんの手入れもしないけど、たわわになるそうです。

自然の甘さがあってジューシーです。ビタミンCはこれで充分。