高松絵日傘は一先ず置いといて

気になる写真を見つけたので( 'Д`)  
こちらの方が順番的には良いかな?  と( 'Д`)





讃岐のまつり
発行者  安川満俊
発行所  讃岐写真作家の会
発行 1970年

讃岐の手仕事 シリーズの方の写真です( 'Д`)

 

金刀比羅宮 の
お田植え祭りの写真

何が気になるかと言えば

傘が写ってます( 'Д`)


何やら聞いた話だと
金刀比羅宮の、この参道
飴屋さんが出るとの事

大傘は屋台
売ってるのは飴かと思われます( 'Д`)


さて
大きさは?(^_^;)


敷石の大きさが分からぬので
とりあえず人の大きさより算出( 'Д`)

てきとう  です( 'Д`)

巫女の方が
およそ150センチ少しとして
(分かりやすく好みで決めてます(笑))

傘の半径は2メートル弱?

傘にありがちな企画で大きさを想像すれば

ザックリ適当に
1800( 'Д`)
六尺と仮定( 'Д`)

て事で
直径がおよそ3600くらいか?

今では作られてない大きさ( 'Д`)


よく外で使う野点傘などは
軒の先の爪部分が折れ曲がってる
端折れになってます( 'Д`)

端折傘、妻折傘 などと書く事もあり
つまおれがさ
と、読みます( 'Д`)

が、しかし

この傘の軒部分は真っ直ぐです( 'Д`)

そして


頭には頭甲紙が!( 'Д`)

普通の番傘の超特大版

って所ですかね( 'Д`)

本式野点傘
と呼ばれたりする物かと思われます( 'Д`)

この本の発行が
1970年
昭和45年頃

写真はそれ以前

少々疲れてる傘には見える(^_^;)
ので製作は
昭和30年頃の事か?

本式野点傘は
昭和27年
皇太子成年を祝う茶会を催した当時の裏千家淡々斎宗匠により考案された(wiki)
と、されてます( 'Д`)



演劇舞踊傘の薮田さんの祖父 三吉さん

作られてるのは
端折れではない大傘です( 'Д`)
頭轆轤は壺轆轤(長頭)

なので

本式とは違いますが
端折れては無い大傘です( 'Д`)
 
諸々と書こうと思ったけど
長くなりすぎて書籍の事では無くなるので
この端折傘の事は また後日別件で( 'Д`)



こうやって大傘が並んだ写真が
昔の浅草の写真などで見た事があります



「傘の下商人」ってのがありました( 'Д`)

調べたら

  路上の飴売り専ら之を用い、
  日光に飴の解けざる為と急雨の備へになる故なり。
  他の商人も稀に之を用ひ大阪城辺には
  温酒或いは蒟蒻の田楽その他の商人ありて

と、載ってます( 'Д`)

飴屋の屋台
大傘を使った 傘の下商人 の代表の様です( 'Д`)


径り 一丈
高さ 一丈余りの大傘を路上に開き

一丈は十尺
傘の大きさは
現在は傘骨の大きさで呼ぶ事が多いです
(歌舞伎の傘や踊り傘は少し異なります(^_^;))

俗に言う五尺の傘って事ですかね( 'Д`)

この金刀比羅宮の写真の傘も五尺かもしれませんね( 'Д`)