前回が岩手県の和傘の事
花巻傘の事も書きました( 'Д`)

 
今回は



地理  第34巻  第5号
著者  阿部和夫
発行所  古今書院
発行  1989年

表紙などのコピーを忘れてたみたいで
元ネタが分からなくて焦りました(^_^;)


生きのこった和傘・花巻傘

と、題したコラム

岩手県花巻市
花巻傘の滝田工芸さんの事が書かれています

滝田さんは
骨作りから仕上げまでされる職人さんです

花巻の傘の起源は
江戸期・享和年間の頃の事
(徳川家斉の頃の様です( 'Д`))

肥後熊本を源流とするとの事

全国の和傘
最終的に何処に辿り着くのだろう( 'Д`)

花巻の傘の種類や価格
諸々の事などが書かれています

轆轤材料は
コサンバラ、ジサノ木、アカシデ、イタヤカエデ、サクラ
と、有ります
ジサノ木 は チシャの木の事だろうか?

鳥取の傘踊りの注文も有ったとの事
岐阜でも同様に鳥取しゃんしゃん祭りの傘の生産をしたと聞いてます

鳥取県内では賄えぬほど数が必要だったのでしょうか( 'Д`)

 
 
そして

ずっと気になってた

花巻傘の特色でもある二重軒紙

通常は軒の糸や軒紙は一周ですが
花巻傘は二重にします

そして
肥後傘も二重軒

これは
熊本の和傘作りの本に
肥後傘の特徴として書かれています( 'Д`)

肥後傘の二重軒の事は
花巻傘の後で知ったので
何故、雪の深い花巻の傘と同じなのか疑問だったのですが

実は
肥後傘を元とした花巻の傘
だからこその二重軒なのかな?
と、想像します( 'Д`)

これはなかなか興味深いです(>_<)
 


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一度 訪ねてみたいと思ってますが
なかなか花巻は行けません(>_<)


行く事が出来たなら
やはり宮沢賢治も訪ねたい( 'Д`)

墓参りにも行かなきゃ(^_^;)
(父方ご先祖様のお墓は秋田です( 'Д`))